出版社内容情報
シークエンスはやとも[シークエンスハヤトモ]
著・文・その他
内容説明
吉本芸人一の霊感を患った男のお化けより怖い人間の世界。心霊目線で教える、あなたの周りにもウヨウヨいる、いい人を装った人の見極め方、付き合い方。一億総サイコパス社会の新しい自分の守り方。
目次
第1章 「正しい人」に近づいてはいけない―自分の正義を疑わず平気で人を刺す
第2章 「寄り添ってくれる人」に近づいてはいけない―自分の世界に引きずり込み、洗脳する
第3章 「かわいそうな人」に近づいてはいけない―自分に誇りを持てない中2病な人たち
第4章 「モテる人」に近づいてはいけない―主観の強さが魅力的。だから騙されてしまう
第5章 「成功者」に近づいてはいけない―「自分はスゴい」という立ち位置から支配する
第6章 一億総サイコパス時代の自分の守り方―人の感情や生き霊は伝染していく
著者等紹介
シークエンスはやとも[シークエンスハヤトモ]
1991年東京生まれ。吉本興業所属。霊が視えすぎる芸人として知られる。小学校3年生から霊が視え始めたが、中学校まではそのことを隠していた。大学以降は信頼できる人に打ち明けるようになり、NSCを経てピン芸人を始めてまもなく先輩のすすめで霊視を披露するように。多くのテレビ番組に出演し反響を呼ぶ。2021年に金城めくるくんとりゅうたろうとのお笑いトリオ「ウォーリーズジャパン」を結成した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さくりや
21
この手の本は期待していたものと違うパターンが多いな……。でも、面白かった!生き霊が見える芸人・シークエンスはやともが、霊視から見たサイコパスの傾向をまとめた1冊。サイコパスというか、紹介されているような傾向がある人は世の中たくさんいると思うんだけど……。そういう意味では、人怖というより自己啓発本に近い。コロナ禍とSNSの普及で、「近づいてはいけないいい人」が増えていると筆者は説く。お先真っ暗じゃないの!2022/11/30
ふじこ
6
「生き霊が視えすぎる芸人」として多くの人を霊視してきたはやともさん。一見いい人に見えるけど近づいてはいけない人はどんな人物なのかを解説していく。見えないものをないとする人、きれいごとを言いたがる人、成功してから時が止まっている人。ともすれば身近にいそうだし、もしかしたら自分もそのような人になっているかもしれない。はやともさんの実家が火事になった時眺めるためだけにその場に来ていた人の話を読んで背中がぞくりとした。自分もサイコパスにならないようにワクワクやドキドキを忘れないでいたい。2022/11/01
五島絵梨
5
「そんなこと言ってたら誰にも近づけないじゃない」ってパラパラめくって各見出しを見て思った。読み込んでいくと、むしろ自分が近づいてはいけない存在になってないか気になる。でも正しくある為の方法は全然書いてない。私の解釈では、共感力と私利私欲を捨てることが大事なんだと思う。1億総サイコパスと言うけど、世の中そんな捨てたもんでもないと思いたい。2023/12/29
しげ
5
「霊が視えすぎる芸人」のはやともさんは、他人の魂の状態を「鉄球のように固まっている」とか「表面はギチギチだけど真ん中は空っぽ」といったふうに「視る」ことができるそうです。わたしは「霊が視えなすぎる一般人」ですが、自分の心の状態をセルフモニタリングするときに「あー、いまは怒りで外に生霊の粒をポンポンと飛ばしてるかも」とか「不安で小刻みに振動しているな」とイメージすることは、内観に役立つかも。2023/10/25
ゆう
5
霊感を患ったお笑い芸人、シークエンスはやともが自身が見たいい人に見えるサイコパスを様々なタイプに分けて解説した一冊。自分をいい人だと思っている人とか、やりたい事がないと言う人。自分の周りにいる人を当てはめながら面白く読めました。ていうか、自分自身もちょっとずす全てに当てはまってる様な気もしてくる。スピリチュアル系の本かと思いきや、精神科医療の専門家が言ってることと全く同じ事を述べていたりと、なかなか勉強にもなる一冊なのではないかなと思う。2022/08/30