人の研究を笑うな―カイチュウ博士81年の人生訓

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人の研究を笑うな―カイチュウ博士81年の人生訓

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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784847071201
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

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2021年5月に逝去した藤田博士が自ら振り返る、涙と爆笑の研究人生
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著者は、腸内細菌研究・感染症・免疫学の第一人者として、その生涯を全うしました。
博士が亡くなる直前、80歳の節目として自ら波乱の研究人生を振り返った名エッセイ

寄生虫が感染症予防に役立っていることを証明するため
自らの腸内でサナダムシを「飼育」し、名前までつけて育てた
愛すべき「変人先生」の、破天荒人生と、最後に残した人生訓と名言

内容紹介)

人も寄生虫も、どこかで誰かの役に立っている
「ボットン便所」と「オツリ」と「肥溜め」と
大昔から共生関係にある寄生虫や細菌はコワくない
微生物がウヨウヨいる川はきれいで、雑菌のいない場所はキタナイ
バカだからこそできる研究はたくさんある
ツナ缶1つで原始的生活に秩序は壊れてしまう
外でたくさん遊び回った子ほど心も免疫力もたくましくなる
人も寄生虫も「地球のパラサイト」にすぎない
私たちの免疫力は土の中の細菌によって高められている
人を見て、心を見るのが医者だ

(本文本文)

内容説明

藤田先生、ありがとう!生前書き残した最後の名エッセイ。カイチュウ博士、涙と爆笑の一代記!

目次

第1章 「変わり者」を生きる勇気(真の「安定」とは変化し続ける時の流れにある;人も寄生虫も、どこかで誰かの役に立っている ほか)
第2章 「寄生虫博士」の人生はトンデモなく奇想天外(微生物がウヨウヨいる川はキレイで、雑菌のいない場所はキタナイ;みんな違って当たり前。それがわかっていてこそ、人は尊重しあえる ほか)
第3章 苦しいときほど「下」を向いて生きればいい(どん底に突き落とされたとき救ってくれたのは、人の優しさだった;生きる原点は「下」にある。つらいときほど「下」を見ればいい ほか)
第4章 「健康」がアブナイ(「健康とは何か」。今、改めて問い直してほしい;人も寄生虫も「地球のパラサイト(寄生生物)」にすぎない ほか)

著者等紹介

藤田紘一郎[フジタコウイチロウ]
1939年旧満州生まれ。東京医科歯科大学卒業。東京大学医学系大学院修了、医学博士。テキサス大学留学後、金沢医科大学教授、長崎大学教授、東京医科歯科大学教授を経て、東京医科歯科大学名誉教授。専門は寄生虫学、熱帯医学、感染免疫学。1983年寄生虫体内のアレルゲン発見で小泉賞を受賞。2000年ヒトATLウイルス伝染経路などの研究で日本文化振興会・社会文化功労賞、国際文化栄誉賞を受賞。2021年誤嚥性肺炎のため死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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香菜子(かなこ・Kanako)

25
人の研究を笑うな - カイチュウ博士81年の人生訓 -。藤田 紘一郎先生の著書。研究は自由であるべきだし自分の研究を他人に笑う資格はないし他人の研究を自分が笑う資格はない。自分がしたい研究をするのが研究者。医学博士である藤田 紘一郎先生の研究に対する姿勢や考え方はすべての研究者にとって参考になるはず。医学博士である藤田 紘一郎先生のお話は上から目線で偉そうなところもないし堅苦しいところもなくてとても面白いです。 2022/01/13

朔麻

2
サナダムシを体内で飼い続け、日本では手に入らなくてわざわざ東南アジアまで行って入手していたと読んだ。もうここまでくると執念。(多分)2013年の冬に職場で講演があって聞きに行ったが大変面白かった。そして書類送検のニュースが報道されたとたんに職場のHPから講演会のことも削除され、著作もすべて撤去され、扱いが極端だった。退官後は何をしていらっしゃったのだろう。執筆業かしら?中々壮絶な半生だが、研究も壮絶。水は日中に㏗7以上、硬度100㎎/Ⅼ以上の水を飲み、夜は軟水。食前の山盛りキャベツに酢野菜、早めの歯磨き。2022/10/07

ピンクのヤドン@どわすれ

2
☆4【エッセイ】腸内細菌研究・感染症・免疫学の第一人者、東京歯科大学名誉教授の研究エッセイ。/面白かった。発展途上国の原始的で豊かな生活より、より便利に、より快適に、より清潔に合理性と効率性を追求した今の社会に安心を覚える自分はつくづく現代人だな、と実感。ずっと笑って読んでいたのに、著者の長女が書かれた最後の文章にある『この世は結局、善と悪が永久に存在するのだから上辺の善や悪に惑わされることなく、器を保っていきましょう。どんなものにも善と悪、表と裏があり、それをまとめて人間』という言葉で泣きそうになった。2022/05/18

そう

2
面白かった。アレルギーと寄生虫の話は考えさせられた。子供の頃に動物を飼ってたほうがアレルギーになりにくい、本当なら今からでもハムスターくらい飼った方がいいかなぁ。諸国での大変な経験が面白おかしく書かれており、ひとりの人生を駆け足で堪能出来ました。最後は遺言通りのコロナ禍でのお葬式、遺影にも使われた巻末の笑顔の写真が素敵でした。2022/02/26

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