出版社内容情報
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2021年5月に死去した感染免疫学の第一人者の、生涯を賭けたラストメッセージ
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著者は、腸内細菌研究・免疫学の第一人者として、その生涯を全うしました。
寄生虫によるアレルギーの抑制力を検証するため自らの腸にサナダムシを飼い、現代の「超清潔指向」が免疫力を落とすリスクを訴え、腸が脳をも支配するほどの力を持つこと、細菌との共生こそが人間本来の生き方であることを伝え続け、そして新型コロナに自らの免疫力で打ち勝つさまざまな手段を、積極的に発信し続けました。
これは、コロナに翻弄され、苦しむすべての人に送るラストメッセージです。
目次
第1章 私の腸を見てみたい(私の腸の主役は植物性乳酸菌;赤ちゃんはなぜ、なんでもなめたがるのか ほか)
第2章 健康長寿のための食生活(アレルギー性疾患がないカリマンタン島の子どもたち;虫との共生を終わらせた日本 ほか)
第3章 「キレイ好き」が腸内細菌を苦しめる(健康の秘訣は「土を食べる」;腸内細菌のバランスが崩れている ほか)
第4章 なぜ、発酵食品は体によいのか(発酵食品に新型コロナを抑制する可能性;「ファクターX」は発酵食品? ほか)
著者等紹介
藤田紘一郎[フジタコウイチロウ]
1939年旧満州生まれ。東京医科歯科大学卒業。東京大学医学系大学院修了、医学博士。テキサス大学留学後、金沢医科大学教授、長崎大学教授、東京医科歯科大学教授を経て、東京医科歯科大学名誉教授。専門は寄生虫学、熱帯医学、感染免疫学。1983年寄生虫体内のアレルゲン発見で小泉賞を受賞。2000年ヒトATLウイルス伝染経路などの研究で日本文化振興会・社会文化功労賞、国際文化栄誉賞を受賞。2021年5月14日死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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