ワニブックスPLUS新書<br> 爺の流儀

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ワニブックスPLUS新書
爺の流儀

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  • サイズ 新書判/ページ数 200p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784847067129
  • NDC分類 159
  • Cコード C0295

出版社内容情報

年をとったら、ヨロヨロと下り坂を楽しめばいい。 
落ちめの快感は、成り上りの快感に勝る――。

作家・嵐山光三郎が語る“すくすく老いる”ための秘策。

【構成】
第1章 すくすくと老いていく
第2章 老いの流儀
第3章 下り坂の極意
第4章 人生最後の愉しみ

※第2章、第3章は終刊した「週刊朝日」で
26年間続いた人気連載「コンセント抜いたか」の内容より選び、
加筆・修正した作品を新たに構成しました

(本文より――)
いま、町にあふれるジジイ指南書は、そのほとんどが上昇志向である。
なんらかの形で上昇し、難しい坂を登りきろうという発想で下降志向のものがない。
下り坂がこんなに楽しいのになぜなのだろうか、と考えた。
人間は、年をとると、「まだまだこれからだ」とか「第二の人生」だとか、
「若いモンには負けない」という気になりだし、
こういった発想そのものが老化現象であるのに、それに気がつかない。
年をとったら、ヨロヨロと下り坂を楽しめばいい。 
落ちめの快感は、成り上りの快感に勝る。
武者小路実篤の語録に、“桃栗三年柿八年 だるまは九年 俺は一生”がある。
ここにある発想は持続する不屈の意志である。
時流などはどうだってよい、退歩しつつ、自分の思った通り生きるという姿勢である。

「楽しみは下り坂にあり!」

内容説明

年をとったらヨロヨロと下り坂を楽しめばいい。落ちめの快感は、成り上りの快感に勝る。嵐山流すくすく老いるための秘策。

目次

1章 すくすくと老いていく(人生のソロバン;書斎は戦場である ほか)
2章 老いの流儀(老人の獣道;老いの流儀十カ条 ほか)
3章 下り坂の極意(鬼の足跡;楽しみは人生の下り坂にあり ほか)
4章 人生最後の愉しみ(「千の風になって」どこへ行く?;諸行無常と諦念 ほか)

著者等紹介

嵐山光三郎[アラシヤマコウザブロウ]
1942年、静岡県生まれ。『素人庖丁記』により講談社エッセイ賞受賞。『芭蕉の誘惑』によりJTB紀行文学大賞受賞。長年の薀蓄の末に到達した芭蕉像を描いた『悪党芭蕉』で、泉鏡花文学賞、読売文学賞をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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funuu

6
82歳昔はテレビによく出てた。 笑っていいともにも出てたようだ。 老人ノウハウ本かと思ったら違った。 谷崎潤一郎の老人の性の描き方。 武者小路実篤の失明になってもそれを創作の力とする様。 107歳で死んだ母親の話。 父親が死んだ時の葬式が盛大な時な話。 最後は普通の日本人の死生感をよしとする感じ。 やはり今の人には合わない人になった。2025/02/12

クリフトン

0
「すくすくと老いていく」を読むと 所どころに滑稽味がありそれがより哀れを誘う 「狼老人とマングースおばさん」などは著者の面目躍如だと感心した ところで「井の中の蛙大海を知らず」には「されど空の深さ(青さ)を知る」と続くのだそうだ いくら考えを巡らせても「死」を知ることはない でもそれでも触れることのできる確かなこともあるということなのだろう…2025/03/23

Kazuo Ebihara

0
第一章では、昨年82歳になった著者が、高齢の両親との生活を振り返った。 父は2000年に87歳、母は2024年に107歳で亡くなった。 続いて、森鴎外、武者小路実篤、谷崎潤一郎ら著名人の晩年の生活。 自身の肉体的老い、精神的老い、今の暮らしと死生観を綴った。 最終章は、第一章の一部の繰り返しになっていた。 これも老いの表れかな。2025/02/12

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