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出版社内容情報
コロナ禍で人流が減り、鉄道はビジネスモデルの変革を迫られた。
乗客はいったいどれくらい減ったのか。
主要路線、地方鉄道の乗客の推移を追うとともに、駅ごとの利用者数の増減を把握。
JR東日本が運輸収入46.8%減にまで落ち込むなど、各社危機的な売上減にあえぐ中、
鉄道会社の戦略の肝となるダイヤの改正から、新たな収益を得るための戦略を
豊富なデータとともに網羅していく。
公共交通機関として巨額のコストを負担しながら、利益を獲得すために鉄道会社は
どのような戦略を導き出したのか--。
内容説明
公共交通機関としての役割を担う一方、巨額のコストを払いながら利益を目指す鉄道会社はどのような決断を下したのか。各地のダイヤ変更は売上の変化などとともに、コロナが日本の交通をどう変えたのか。鉄道会社の葛藤と影響を探る。
目次
第1章 鉄道ビジネスの根幹を揺るがす事態―乗客はいったいどれくらい減ったのか(年間で254億人もの乗客がいた日本の鉄道;乗客は緩やかに減少傾向にあった ほか)
第2章 駅は街のランドマークであり続けられるのか―駅の利用者はどれくらい減ったのか(駅は街の心臓のようなもの;山手線の駅全体で37.3%減 ほか)
第3章 鉄道が再び斜陽産業と言われる日―鉄道会社の売上はいかに変わったのか(大量輸送が崩れると利益を出せない;そもそも数十年スパンで見れば減少している路線は多い ほか)
第4章 苦肉の策か、逆転の一手か―運行ダイヤはいかに変わったのか(ダイヤは鉄道会社の“商品”;本数を増やすために車両を増やせば10億円が必要 ほか)
第5章 鉄道会社がつかもうとする未来の姿―JR、私鉄の存続を賭けた次の一手(運賃値上げは経営を回復させるのか;もともと強い不動産業で鉄道会社の枠を超えて展開)
感想・レビュー
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Ezo Takachin
Teo
supika