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出版社内容情報
したたかに民進党を利用する共産党。少数政党ながら己の信念を曲げない社民党、生活の党と山本太郎となかまたち。そして蓮舫新体制下で分裂の気配が漂う民進党。本書ではこうした各党の実態を探りながら、野党共闘が持つ意味およびこれからの展開について考えたいと思います。
内容説明
先の第24回参議院議員選挙、そして東京都知事選で野党共闘は民進党に何をもたらすのか?二重国籍問題に揺れる蓮舫新代表を選んでしまった民進党の末路とともに、野党共闘の今後を占う。
目次
序章 野党共闘は民進党に何をもたらすのか?
第1章 蓮舫氏を新代表に選んでしまった民進党
第2章 したたかに民進党を利用する共産党
第3章 組織政党の公明党と共産党の差異
第4章 小沢一郎氏が提唱する「オリーブの木構想」
第5章 野党共闘の女性観が世間とずれている点
最終章 学習しない民進党のお先真っ暗な未来
著者等紹介
安積明子[アズミアキコ]
兵庫県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。平成6年国会議員政策担当秘書資格試験合格。参院議員の政策担当秘書として勤務の後、執筆活動開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やす
9
記念すべき200冊目がこの本とは何か悲しくなる。民進党代表、所属議員、支持者は読んだほうがいいと思う。民進党(笑)の姉妹本らしいがこちらのほうが読みやすい。組織論として自公と民共の関係の比較に関しては面白かった。玉木は元々エリート官僚でオウンゴーラー石原伸晃の下にもいたらしいが選挙区事情で民主党になったっていうのはなんだか長島昭久にそっくりだなぁ。ガソリーヌこと山尾と蓮舫が仲が悪いのは意外。都知事選で鳥越を持ち上げたのは間違いだったとこれを読めばよく分かる。2017/01/20
のりーの
6
野党に焦点を当てた本。何かと話題の民進党のみではなく共産党などについても触れている。ガソリーヌが初代アニーだったとは知らなかったなあ。しかも蓮舫ちゃんとは仲が悪いらしい。その蓮舫ちゃんは玉木君を飼い殺しているとか。ふがいない野党の姿がよくわかった。(図書館本)2017/04/15
Go_with_twill
2
この手の本はライブ感があるうちが面白いです。共産党や公明党などの章で、なかなか一般には伝わりにくい部分まで踏み込んで丁寧に書かれていたのが印象的でした。2017/02/08
ウォーカージョン
2
軽くてサクサク読めた。多少学ぶところはあったが、中身はそれほどない。民進党だから中身がないのはしょうがないか。2016/11/12
Akio Kudo
1
★★ 評価が難しい。共産党や民進党の情けなさはその通りだが、少し思い込みや悪意が出すぎではないかと感じる2020/07/02