内容説明
ガリレオ、ベーコン、デカルト、パスカル、ニュートン。これまで素直に聖書を信じた自然に対する学問を、観察と実験で、客観的な近代科学として生み出した科学者達。彼らの科学とキリスト教信仰との関係を、科学者でキリスト者である著者が、現代の視点で掘り下げて追究した労作。
目次
序章 ルネサンスから近代まで
第1章 ガリレオ裁判
第2章 フランシス・ベーコンと自然の知
第3章 ルネ・デカルトの演繹的思惟方法と神
第4章 パスカルの科学研究とプロヴァンシャル論争
第5章 アイザック・ニュートン
著者等紹介
古谷圭一[フルヤケイイチ]
1934年、東京都に生まれる。53年頃から求道者として日本基督教団四谷教会に。55年受洗。1959年、東京大学工学部応用化学科卒。64年同大学大学院化学系研究科修了。工学博士。東京大学工学部助手、助教授を経て、79年東京理科大学理学部応用化学科教授。専攻、工業分析化学、環境分析化学、技術史、技術論。大学キリスト者の会、世界教会協議会(WCC)「未来・科学・信仰」プロジェクトに参加。1970‐71年カナダ、ウォータールー大学工学部経営工学科で「日本化学工業史」の研究。1999年恵泉女学園大学人文学部教授として人間環境学科を創設した。「科学技術とキリスト教」を担当。2012年まで社会人講座で講義。東京理科大学名誉教授、恵泉女学園大学名誉教授、関東学院大学キリスト教と文化研究所客員(バプテスト史)。日本基督教団早稲田教会所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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