ワニブックス〈plus〉新書
メジャーリーグに日本人選手はもういらない―現役プロスカウトが明かす本当の評価

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 223p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784847065590
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0276

出版社内容情報

オリックスで欲しいのは金子千尋よりもあの投手。阪神・鳥谷敬のメジャー移籍を阻んだあの選手のMLB挑戦失敗。密かに注目し続けている巨人軍の快足選手。ポスティングによる移籍が噂される“マエケン”へのリクエスト。無限の可能性を秘めた大谷翔平の未来像。さらには日米野球の活躍で注目を浴びた若きサムライから、マートン、ゴメス、マシソンといった外国人選手まで、現役のメジャースカウト(アジア担当)がNPB選手の評価を本音で明かす!

内容説明

アメリカ球界の“本音”はこれだ!現役のメジャースカウトがNPB選手の評価を本音で明かす!メジャーリーグが面白くなる裏話も満載!!

目次

第1章 メジャーで成功する“サムライ”はいるのか?(球種や球速よりも日本人ピッチャーに必要なこと;抜き出ている武器がなければメジャーで通用しない ほか)
第2章 MLBのスカウトの仕事とは?(分厚いスカウティングマニュアルに驚き;確率を重んじる合理性を持つMLB ほか)
第3章 日本プロ野球選手の本当の評価(MLBデビューして1年ももたない日本人選手;マエケンはメジャーでも通用するのか? ほか)
第4章 日本人MLB選手の2015年を占う(私は「タナカは肘を故障する」と報告していた;タナカに求められるもうひとつの決め球 ほか)
第5章 「野球」と「ベースボール」の違いから見えてくるMLBのスゴさ(やるとなったら徹底的にやるのがアメリカ式;試合中にトレードも!MLBは決断も速い ほか)

著者等紹介

ニック・ジャガー[ニックジャガー]
仮名。MLB球団に所属する現役のプロスカウト。出身国のプロ野球選手を引退後、某球団のオフィシャルスカウトに転身し、現在に至る。アメリカ国内のみならず、アジア地域全体も担当するなど、世界中を股にかけて活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しき

8
「日本人選手を獲るためには、28歳くらいの若手とはいえない選手に高額を払わなくてはならない。それなら南米の若手を育てる」というのが本音。特に、ポスティングで球団に金を払うのが負担らしい。投手は一シーズン投げ通せるような体格と決め球、内野手は天然芝による複雑な打球変化への対応が出来ないと厳しい。メジャーは選手枠が日本より少ないので、代走要因などをベンチに置けない分、獲得も慎重になる。5章のメジャーとTV番組の特集が面白かった。メジャーはお偉いさんの許可がいらないから、どんどん新しい放送の仕方を取り入れてる。2015/07/09

TMHR ODR

5
あくまでMLB球団の現役スカウトという立場で日本球界を見ると....という体裁なので、日本人的にカチンとくる部分があるのはしゃーない。基本的に目新しいこともなく、内容には全面同意。日本人選手がMLBに移籍できる頃には高額&高年齢なので、彼らの見る目が中南米などの選手に比べても厳しいのは当たり前。日本人選手獲得の失敗事例が増えれば増えるほど、ハードル上がるのも当然。180Pあたりからのメディア批判~そもそもプロっていうのはな...の件なんか、日本人が書いたら本にならないかも。誰もが感じてることではあるけど。2015/05/13

樋口博昭

5
日本人選手、NPBにとっては耳の痛い内容かもしれないが、概ね普段、自分が感じているのと同じ内容かなぁ。 しかし、MLBはNPBから今後も選手を獲得していくし、日本人の誰もがそれを拒んでいないような書き方は鼻につく。 「ケンスケ タナカやナカジマのせいで今後日本人内野手の獲得には二の足を踏むだろう。」 までは良いが、それがNPBファンにとってまるで不幸な事のように書くあたりが、侘び寂びってもんがねーなぁと感じさせる。 でも、それ以外はまずまず共感できた。2015/05/10

来訪者

5
Twitterやってるからか意外に目新しいことはなかった。日本人選手がいらないというより漠然としたスター選手がいらないという方が正しいかも(あえて本売るためにこのタイトルにしたのでしょうけれど)。逆に言うとこれだけ問題点が多いという事は伸びしろがあるとも言えるのでは?金子千尋、中村紀洋、おかわり君に対する評価が私と似ていてちょっとうれしかった(笑)2015/05/03

Katsuto Yoshinaga

3
総評としては野球本にありがちなちょっと薄っぺらな内容ながら、メジャーでの通用度合いを体格で論じたり、大谷(日ハム)はさておき、平野(オリ)菅野(巨人)中村(西武)を評価しているあたりが、目新しく面白かった。特におかっわり君の高評価が、個人的には嬉しい気分。しかしながら、メジャーに渡った日本人内野手はひどいディスなれよう。メジャーリーガーよりスカウトの数の方が少ないそうだから、MLBのスカウトはそれだけシビアに見ているのだろう。2015/04/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9687074
  • ご注意事項

最近チェックした商品