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内容説明
突然日本を襲った東日本大震災。未曾有の事態に立ち向かう自衛隊員の姿と、彼らへの感謝のメッセージを自衛隊OBの佐藤正久議員が綴る。
目次
第1章 自衛隊は東日本大震災で何をしてくれたのか?―その知られざる実績と、2万人を救った機動力の秘密(すべては「被災者のために」;地震発生の瞬間、すでに自衛隊は動いていた! ほか)
第2章 自衛隊とは何か?―その成り立ちから彼らの心の内を知る(そもそも「自衛隊」とは何か?;自衛隊の主たる任務は「国を守ること」 ほか)
第3章 自衛隊員はなぜかくも屈強なのか?―その知られざるメカニズムを解く(なぜ彼らは限界を超えて頑張れるのか?;どうすればかくも強い“心”を保てるのか? ほか)
第4章 自衛隊は今後いかにあるべきか?―もし「ヒゲの総理大臣」が誕生したら…(政府の指針は正しかったのか?;自衛隊員の人数は少なすぎる! ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみきーにゃ
45
《購入》自衛隊さんありがとう^ ^予算を見直さなければいけないことが良くわかる一冊。自衛隊員は身体も心も本当に屈強だと思う。強さの中にある優しさ、自衛隊員は本当にカッコいいです。2014/03/02
かおりんご
41
東日本大震災後、すぐに書かれた本。さすが自衛隊OBだけあって、自衛隊に対する視線があたたかい。あのとき、彼のことを想い不安な日々を過ごしていたことを思い出し、ウルっとしたのは秘密です。普段はその辺にいる普通のお兄ちゃんな彼も、派遣先では弱さを見せずに被災者のために頑張ったんだろうな。そう思っただけで、またウルウルです。さくっと読めるので、多くの人に読んでもらいたいです。そして、自衛隊の今後のあり方について、考えてもらいたいなと思いました。2015/11/01
退院した雨巫女。
20
《私‐図書館》自衛隊の方にありがとうを伝えたい。自衛隊の仕分けの被害者だったのですね。Twitterをもっと使いこなしたい。2011/09/09
saga
13
自分の本棚カテゴリの「東日本大震災」に入れるべきか逡巡する本。発災直後に、野党国会議員(当時)で自衛隊OBの著者により上梓されたもので、両手放しで自衛隊を賛美する内容だった。確かに震災対応での自衛隊の働きは欠かすことができなかった。しかし、被災者を含めた皆が歯を食いしばって対応したのではないのか。『自衛隊の不断の過酷な戦闘訓練があったからこそ、災害対応がスムースに実行できた。災害救助隊では訓練の質が落ちてしまう』の言には半分だけ賛同。政権交代で与党となり、防衛政務官となった著者のお手並み拝見といこう。2013/02/03
ノラネコ生活
6
2011年3月11日。津波や地震の被災者に救いの手をさしのべた自衛隊。 しかし自治体・警察や消防の陰で全く紹介されていない。 「ひげの隊長」こと著者が、自衛隊OBとして自衛隊の被災地での活動を解説。 厄介者扱いであった自衛隊が「阪神・淡路大震災」を契機に自衛隊の要望や期待が変わってきていることがわかる。 また復興支援隊長として赴任したイラクでの活動内容を紹介。 中でも、自衛隊が規律良く活動している理由を読むと納得である。 そして、これからの自衛隊のあるべき道や日本の今後についても書かれている。2011/08/31