ワニブックス〈plus〉新書
中継ぎ力―リストラ社会ニッポンの新しい生き方

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  • サイズ 新書判/ページ数 255p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784847065095
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0276

内容説明

なぜ巨人は復活したのか?近年、プロ野球、MLBともに頂点に立つチームには共通点がある。それが中継ぎ投手の充実である。つなぎの役割を果たす中継ぎの出来が試合展開を左右する時代になったのだ。これは人生にも同じことが言えないだろうか?終身雇用が形骸化し、リストラが横行。若くして将来が見えない人も増えている。こんな時代に必要なのが与田剛の提案する「中継ぎ力」だ。リストラされた時にどう生きるかで、あなたの人生展開も大きく変わってくるのだ。

目次

序章 現代プロ野球から読み解く“中継ぎ”の重要性(ジャイアンツはなぜ復活したのか?;日本シリーズから読み解く中継ぎの重要性 ほか)
第1章 我がプロ野球の引退、我が中継ぎ人生の始まり(我がプロ野球人生を振り返る;幼少期からプロ野球選手になると決めていた ほか)
第2章 人生における“中継ぎ力”の定義(人生の“中継ぎ力”を定義する;与田剛は今、人生の何イニングにいるのか? ほか)
第3章 現代社会に必要なのは“中継ぎ力”だ!(最も苦しかった大学生時代;上下関係から学んだこと ほか)
第4章 “中継ぎ力”に必要なもの(イチローから学ぶ“準備する力”の重要性;周りとの信頼関係 ほか)

著者等紹介

与田剛[ヨダツヨシ]
1965年福岡県北九州市生まれ、千葉県出身。亜細亜大、NTT東京を経て、1989年ドラフト1位で中日ドラゴンズに入団。1年目の初登板で鮮烈なデビューを果たすと、持ち前の剛速球でオールスターに出場。新人では最多となる31セーブを挙げ、新人王と最優秀救援投手に輝く。その後、千葉ロッテマリーンズ、日本ハムファイターズ、阪神タイガースと渡り歩き、2000年に現役引退。2001年からNHKの野球解説者としてプロ野球、MLBなどを中心に解説(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

再び読書

26
そういえばこの人中継ぎだったっけと思いましたが、サブタイトルで納得。この人の達観した人生観に驚く、父親の死によって形成されたものだと感じるが、少し複雑な気がする。ただ、周りの人への感謝を忘れない事が、この人のこれからの人生を自ら救っていくのはよく理解できる。とにかく早い球が武器の中日のストッパー時代が懐かしい。自分も周りの人に助けてもらえるような人生を送れる様努力が必要と感じました。2015/03/25

Humbaba

2
敗戦処理といったあまり引き受けたがらない仕事の辛さは,やった人間にしかわからない.やっていない人間は,何となくその辛さを想像して,理解しようとはしている.しかし,それはあくまでも想像に過ぎず,実際にやってみて初めてそれの辛さが分かるのである.2011/06/19

ウマカラス

1
意外に良本。「リストラ社会うんぬん」とかナンパなサブタイトルが気に入らないけど、内容はポジティブでしっかりしてて力強い。2010/06/16

あだちん

0
人生は中継ぎ社会であり、ここを1アウトづつ悔いの残らないようにすすめていくことが重要。与田さんの場合は野球人としては苦労の方が多かったので、重みがあるし、謙虚さがにじみ出ている。2016/08/20

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