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出版社内容情報
新型コロナウイルスが世界に蔓延する状況で、俄然、注目を浴びる免疫力。免疫力が整っていれば、たとえ感染しても重症化しないとも言われている。免疫力には「食事と睡眠が大切」程度はわかっていても、そのメカニズム、そして強化するための具体的な方法についての知識がある人は数少ない。そこで、この人間に備わった精緻で強力な免疫のメカニズムを正しく知って、免疫力を強化するための食生活、生活習慣を、腸内細菌研究の第一人者である著者がわかりやすく解説する。
内容説明
新型コロナウィルスが世界中に広がっています。感染者の81パーセントは軽症ですが、一方で重症化し、亡くなってしまう人もいます。つまり個人の持つ免疫力によって大きな差が出るのです。新型コロナウイルスは、無差別に人を重症化に陥れているのではなく、免疫力の強い人には感染しても手出しができないウイルスだということです。
目次
第1章 「免疫力」を高めるには、免疫を正しく知ること(私たちは強い免疫力をもって生まれてきた;感染症にかかるかどうかは、免疫力による ほか)
第2章 免疫力は「腸内細菌」で強くなる(人の身体は9割が細菌でできている;人の腸は「ちくわ」のようなもの ほか)
第3章 免疫力を上げる食べ物、下げる食べ物(食事の6割を野菜や豆類にする;発酵食品は、なぜ身体によいのか ほか)
第4章 「笑う」「寝る」「好きなことをする」で免疫は3割上がる(免疫力の30パーセントは「心」でつくられる;うつ病は、人類を守るために免疫システムがつくった病 ほか)
著者等紹介
藤田紘一郎[フジタコウイチロウ]
1939年、旧満州生まれ。東京医科歯科大学卒業。東京大学医学系大学院修了、医学博士。金沢医科大学教授、長崎大学教授、東京医科歯科大学教授を経て、東京医科歯科大学名誉教授。専門は寄生虫学、熱帯医学、感染免疫学。1983年、寄生虫体内のアレルゲン発見で小泉賞を受賞。2000年、ヒトATLウイルス伝染経路などの研究で日本文化振興会・社会文化功労賞、国際文化栄誉賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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