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出版社内容情報
新一万円札の顔となった「日本近代化の父」、渋沢栄一の人生哲学・経営哲学に多大な影響を与えた「陽明学」と渋沢との関わりを紐解くの書。
内容説明
新一万円札の顔となった渋沢栄一。我が国が誇る“実業界の巨人”の軸であった『論語』に並び、渋沢に多大な影響を与えた「陽明学」との関わりを解き明かす初の書!
目次
プロローグ 日本の近代化の成功と陽明学
第1章 渋沢栄一の少・青年期の陽明学の師、菊池菊城と尾高惇忠
第2章 井上馨と渋沢栄一
第3章 栄一の師、尾高惇忠と富岡製糸工場
第4章 渋沢栄一と岩崎弥太郎
第5章 道徳経済合一説
第6章 論語を礎として商事を営み、算盤を執りて士道を説く
第7章 「小事即大事、大事即小事」
第8章 陽明学ブームのもう一人の立役者・渋沢栄一
著者等紹介
林田明大[ハヤシダアキオ]
作家・陽明学研究家。1952年長崎県生まれ。実践哲学としての王陽明の思想と、日本の禅、ゲーテやR・シュタイナーらの思想とを比較融合させた独自の視点による研究で知られる。その研究成果を、94年に『真説「陽明学」入門』として上梓。97年に「国際陽明学京都会議」に実践部会を代表して登壇。陽明学の実践体得に努めながら、現代人向けの活きたテキストを数多く手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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