ワニブックスＰＬＵＳ新書 「免疫ビタミン」で肌免疫力を上げて、１０歳若返る！―ＬＰＳで薄毛・老け肌にさようなら

杣 源一郎【著】

ワニブックス（2020/09発売）

• サイズ B40判／ページ数 190p／高さ 18cm
• 商品コード 9784847061356
• NDC分類 464.4
• Cコード C0277

出版社内容情報

テレビ番組でも紹介され、話題になった「免疫ビタミン」LPS。著者たちの実験で、免疫力を上げるこの物質は、毛細血管を増強し、美肌・育毛効果があることが分かった。そのメカニズムと効用、そしてどう摂取すればいいのかを分かりやすく解説する。肌のトラブル、薄毛に悩む人々にとって必読の一冊である。

第1章 LPSを体内に多く持つほど健康になる
第2章 皮膚や口腔でも活躍するLPS
第3章 肌の美しさと免疫は密接に関係する
第4章 毛細血管を増やし拡張させる驚きのLPS効果

内容説明

カギは毛細血管を増やす力。「免疫ビタミン」ＬＰＳは肌と髪にも効く！

目次

第１章　ＬＰＳを体内に摂取すると健康になる（ヒトは細菌とともに生きている；免疫を活性化させるＬＰＳ　ほか）
第２章　皮膚や口腔でも活躍するＬＰＳの力（皮膚常在菌と力を合わせて；ＬＰＳは口の健康の守り番　ほか）
第３章　肌の美しさと免疫は密接に関係する（腸と同様、皮膚も力強い免疫器官；ＬＰＳは肌の新陳代謝を促進する　ほか）
第４章　毛細血管を増やし拡張させる驚きのＬＰＳ効果（毛細血管は生命活動の要のライフライン；肌のしみ・しわ・たるみ等が示す毛細血管の劣化や老化　ほか）

著者等紹介

杣源一郎［ソマゲンイチロウ］
薬学博士、免疫学者。１９７７年、東京大学卒業。帝京大学助教授、帝京大学教授（生物工学研究センター、基礎部門１、３）、徳島文理大学教授（健康科学研究所、人間生活学部）、同大学大学院教授（人間生活学研究科）、香川大学医学部統合免疫システム学寄附講座客員教授を経て、新潟薬科大学客員教授。産学官連携の研究開発を目的とした自然免疫賦活技術研究会会長、特定非営利活動法人「環瀬戸内自然免疫ネットワーク（ＬＳＩＮ）」理事、自然免疫制御技術研究組合代表理事などに加え、平成２５年度より、内閣府「戦略的イノベーション創造プログラム（ＳＩＰ）」では、「ホメオスタシス多視点評価システム開発グループ」の研究代表者を務めた（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[さっちも]

免疫を活性させるのに必要なエサがあり、それがLSPという物質。その効果たるや塩分濃度を下げ高血圧を予防し、終末糖化産物の排除を助け糖尿病を予防、骨密度の低下を抑制して骨粗しょう症予防、花粉症などのアレルギー症の抑制、毛細血管を増やす。免疫力を活性させるのだからこれくらいの効果があるという。ホンマカイ。LSPは細菌の細胞膜にある成分で自然界に自然に存在するために、息をするだけ、食物を食べるだけで摂取されていたもの。ただ、除菌された環境、農薬で細菌の種類が偏りがある現代、自然が排除された無機質な環境などの

2023/11/15

[Go Extreme]

LPS・リポポリサッカライド　縁の下の力持ち　血管力が寿命を決める　グラム陽性細菌：LPSを持つ・グラム陰性細歯：LPSを持たない　LPS：細菌の細胞膜にある凄い成分　免疫のビタミン・免疫を活性化　自然免疫（マクロファージ）・獲得免疫（抗体）　マクロファージの活性化：段階と方向性　プライミング状態→戦う・鎮める　貪食　ダブルプラインド試験：医師も患者も本物とプラセボかわからず　細胞内のオートフアジーの仕組み　骨密度維持のメカニズム

2020/10/16

[sbc]

LPSに関して。LPSとはグラム陰性菌の細胞壁外膜の構成成分。これがヒトに対してどうのような効果をもたらすのか。 LPSは自然環境、野菜・穀物・海藻類、漢方薬、サプリメント・化粧品に含まれる。含有量が多いものはワカメ、メカブの海藻類と漢方薬に多い。しかし、農薬や化学肥料の影響で土壌のグラム陰性菌の数は減るので、現代の食物に含まれるLPSは減少している。また、LPS抽出原料を使用されたサプリメント・化粧品も比較的多く含有する（ただし配合量による）。

2020/09/06