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出版社内容情報
「高血圧など放っておけばよい」「年を重ねれば、血圧が高くなるのはあたりまえ」「自覚症状がなければ病院に行く必要はない」。こういった主張をする医師たちがいて、関連する書籍も数多く出版されています。長年、高血圧患者の診療にあたってきた著者は、放置されてきた高血圧のせいで深刻な合併症に苦しむ患者さんを数多く救ってきました。そんな著者が、上記の無責任な発言に断固反論します。放置された高血圧でどんな合併症が引き起こされどんな経過をたどったか、著者のクリニックの患者さんの例をもとに、高血圧を放置するリスクを分かりやすく解説します。また、高血圧と診断されたらどうすればよいのか、その正しき対処法についても明らかにします。検診で高血圧と指摘された人必読の一冊です。
内容説明
「高血圧など放っておけばよい」「年を重ねれば血圧が高くなるのは当たり前」「自覚症状がなければ病院に行く必要はない」。こんな主張をする医師たちがいて、関連書籍も出版されています。長年、高血圧患者の診療にあたってきた著者は、放置された高血圧のせいで深刻な合併症に苦しむ患者さんを数多く救ってきました。そんな著者が、上記の無責任な発言に断固反論します。放置された高血圧でどんな合併症が引き起こされ、どんな経過をたどったか、著者のクリニックの患者さんの例をもとに、そのリスクをわかりやすく解説します。また、高血圧と診断されたらどうすればよいのか、その正しい対処法についても明らかにします。健診で高血圧と指摘された人に必読の一冊です。
目次
第1章 放置された高血圧、そして…(放置された高血圧が招いた合併症ケーススタディ;ケース1 高血圧を放置し、準緊急的に心臓弁膜症の手術が必要になった60代男性;ケース2 高血圧に大動脈弁狭窄症が合併していると指摘されながらも治療を中断し、最終的に大動脈弁置換術を受けた60代女性;ケース3 高血圧を放置していて、大動脈弁狭窄症、上行大動脈拡張が発見された40代男性;ケース4 高血圧の治療を受けていながら、多くの心血管系合併症を見逃されていた70代女性 ほか)
第2章 では、血圧が高いと指摘されたらどうするか?(自分の血圧が正しく測られていたかどうか、確認しよう;家庭血圧を正しく測ってみよう!;正しく測った家庭血圧計測結果を降圧目標と見較べる;家庭血圧計測結果を持って医師の診察を受けよう;高血圧と診断されたら生活調整から始める ほか)
著者等紹介
坂東正章[バンドウマサアキ]
1953年生まれ。徳島大学医学部医学科卒業。徳島大学医学部第二外科入局。小松島赤十字病院(現・徳島赤十字病院)循環器科心臓血管外科部門勤務中に米国Texas Heart Institute Division of Cardiovascular Surgeryに客員外科医として留学。2003年、徳島県で坂東ハートクリニックを開院。食事と運動をはじめとした生活習慣調整を含めた診療で、多くの高血圧症患者の降圧剤減薬、中止に成功している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。