内容説明
今も衰えないケネディ人気。だが、その裏でケネディ家の男たちの負の面は隠されてきた。そもそも父ジョーは株価操作や密造酒などで不正な財を築いた。そして大統領への夢を息子たちに託すが、彼の傲慢さが息子たちを破滅へと導いてゆく。長男の非業の死、ジョンとロバートの暗殺、エドワードの交通事故等。同じく病的とも思える女性関係などケネディ家特有の資質は、第3世代に入った今でもレイプや刑事事件、それに麻薬中毒死となって引き継がれていく。本書は、ケネディ家3代の男たちの真実の姿を暴く衝撃の書である。
目次
第1部 アメリカン・ゴシック
第2部 戦後の大いなる躍進
第3部 ニューフロンティアに生きて
第4部 キャメロット以降
第5部 キャデラック・エディの栄光と挫折
第6部 受け継いだもの
第7部 90年代へ