ワニブックス〈plus〉新書<br> それでも命を買いますか?―ペットビジネスの闇を支えるのは誰だ

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ワニブックス〈plus〉新書
それでも命を買いますか?―ペットビジネスの闇を支えるのは誰だ

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  • サイズ 新書判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784847060939
  • NDC分類 645.9
  • Cコード C0295

内容説明

ペットショップでの生体展示販売の背景にあるおぞましい現実をご存知ですか?売れ残った動物たちのその後は?殺処分ゼロの自治体が出てくる一方で、劣悪な環境で繁殖を続ける悪徳ブリーダー、動物たちをモノのように扱うペットオークション、購入の際の十分な説明責任を果たさず販売するペットショップ、かわいいというだけで簡単に購入し、簡単に飼育を放棄あるいは虐待する飼い主たち…。動物たちをめぐる悲惨なこの国の現実はじつは一向に好転の兆しを見せていません。動物愛護に人生をかけて取り組む女優、そして公益財団法人動物環境・福祉協会Evaの理事長でもある著者が問題だらけの現状と、現在の取り組みを綴ります。

目次

第1章 日本の動物たちに何が起こっているのか
第2章 動物の命が“売買”される国・日本(日本のペットショップ事情―断ち切れない負のスパイラル;法規制のゆるさが悪質業者を野放しにする;「買う」側に求められる「飼う」覚悟)
第3章 今、日本の動物愛護はどうなっている?(メディアは動物愛護活動の敵か、味方か?;動物愛護にまつわる政治と行政―この国は動物を守れるのか;動物愛護団体の今事情)
第4章 動物のために、これから何ができるのか

著者等紹介

杉本彩[スギモトアヤ]
1968年、京都市生まれ。女優・作家・ダンサーのほか、コスメブランド「リベラータ」やカレー&ワインのレストラン「Koume」などのプロデューサーとしての顔も持つ。20代から始めた動物愛護活動の経験を活かし、2014年2月、一般財団法人動物環境・福祉協会Evaを設立し理事長に就任。その後Evaは公益財団法人となり現在に至る。動物虐待を取り締まるアニマルポリスの導入や動物福祉の整備を行政に訴え、さらに、講演などを通じて積極的に動物愛護の普及啓発活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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霜月

22
友人からパピーミル、子犬工場のことを聞き、繁殖リタイア犬の保護活動をされている人達と知り合い、動物達に降りかかる目を覆いたくなるような現状を知りました。以前は私もペットショップで子犬を求めたことがある身。あの子がどこから来たのかなんて考えず、そこに信じられない現実があったことなど想像も出来なかった。ちょっと考えればわかることかも知れないけど、ネットも無かった頃。ペットは買うものだと思っていたあの頃の自分に教えてあげたい。殺処分問題について。保護犬を迎えるという選択。人間ではなく、命ある動物の為の法律を。2018/01/28

白義

20
タレント本と侮るなかれ、日本の動物愛護活動の最前線で尽力してきた著者だけあって現代のペットビジネスや動物をめぐる法制化の遅れがとてもわかりやすくまとめられている。生体展示販売方式のペットショップで横行している動物管理のずさんさや、業界の利益と顧客の欲望優先で全く進まない規制の現実と、とても動物の命を扱う業界とは思えないお寒い現実がホラーのようだ。それに対抗する保護団体の具体的取り組みが紹介されているのも参考になる。殺処分ゼロ活動は今の日本ではまだまだ難しそうだが「ペットは責任感を持って保護団体から」は同意2019/03/08

ochatomo

14
日本のペット業界の真実を『動物たちを愛するやさしい心の持ち主にこそ、知ってほしい』と書く 『いまだに動物の“生体展示販売”が平然と行われ』、『“かわいい”という理由だけで自覚も覚悟もなく、衝動的にペットショップで動物を購入する無責任な飼い主の存在』が『“犬や猫のアウシュビッツがある国”と揶揄』させている 譲渡会では条件を厳しく調べられるが、虐待するために引き取る人もいて、実際私はネットで里親探しした時に一度に複数欲しがる人が怪しいと感じた経験から審査は必要と理解できた 免許制の提案もある 2016刊2019/02/10

ふぇるけん

13
杉本彩さんと言えばセクシーグラビアの姿しか知らなかったことを猛省。ペットショップといえば、犬や猫を生きたまま売っているのが当たり前、「生体展示販売」という言葉自体ほとんどの人が知らないのではないだろうか。近年の殺処分件数は約12万匹、ただしそこには移送中に亡くなった動物たちは含まれない。亡くなった動物たちは冷凍してバラバラにしてゴミと一緒に廃棄されるとか、読むのに辛い内容も多いが、特に子供たちにもこの現実を知って欲しいと心から思う。2020/02/15

ame

13
動物愛護活動を積極的に力をいれて真摯に向き合ってくれている杉本さん。杉本さんのブログをきっかけに知ることや保護団体への協力など私自身やれることにも繋がりがもてました。生体展示販売、悪徳ブリーダー、ペットオークションなど様々な裏の現実が書かれています。近年殺処分数が減っているという報告はありますが、何がそうさせて何が本当なのか。なにも知らなかったこと、なんとなく知っていたこと、そこからより深く真実を知るという意識に一人一人がまず向き合ってくれたら変わることは必ずある。たくさんの人に読んでもらいたい一冊です。2016/06/18

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