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内容説明
ペットショップでの生体展示販売の背景にあるおぞましい現実をご存知ですか?売れ残った動物たちのその後は?殺処分ゼロの自治体が出てくる一方で、劣悪な環境で繁殖を続ける悪徳ブリーダー、動物たちをモノのように扱うペットオークション、購入の際の十分な説明責任を果たさず販売するペットショップ、かわいいというだけで簡単に購入し、簡単に飼育を放棄あるいは虐待する飼い主たち…。動物たちをめぐる悲惨なこの国の現実はじつは一向に好転の兆しを見せていません。動物愛護に人生をかけて取り組む女優、そして公益財団法人動物環境・福祉協会Evaの理事長でもある著者が問題だらけの現状と、現在の取り組みを綴ります。
目次
第1章 日本の動物たちに何が起こっているのか
第2章 動物の命が“売買”される国・日本(日本のペットショップ事情―断ち切れない負のスパイラル;法規制のゆるさが悪質業者を野放しにする;「買う」側に求められる「飼う」覚悟)
第3章 今、日本の動物愛護はどうなっている?(メディアは動物愛護活動の敵か、味方か?;動物愛護にまつわる政治と行政―この国は動物を守れるのか;動物愛護団体の今事情)
第4章 動物のために、これから何ができるのか
著者等紹介
杉本彩[スギモトアヤ]
1968年、京都市生まれ。女優・作家・ダンサーのほか、コスメブランド「リベラータ」やカレー&ワインのレストラン「Koume」などのプロデューサーとしての顔も持つ。20代から始めた動物愛護活動の経験を活かし、2014年2月、一般財団法人動物環境・福祉協会Evaを設立し理事長に就任。その後Evaは公益財団法人となり現在に至る。動物虐待を取り締まるアニマルポリスの導入や動物福祉の整備を行政に訴え、さらに、講演などを通じて積極的に動物愛護の普及啓発活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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