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出版社内容情報
スーパーの野菜はなぜ大きさがそろっているか、知ってますか?その理由には今の農業が抱える大きな問題があった。2011年の東日本大震災以降、岐阜県大垣市に移り住み、安全・安心な農産物を提供するためのプロジェクトを手掛ける著者が、ヘルシーなイメージの「日本の野菜」をめぐる危機的状況に警鐘を鳴らす。2012年4月に発行された問題作『真っ当な野菜、危ない野菜』に、「TPPと遺伝子組み換え作物」などその後のさらなる状況の悪化を加筆修正して新書化。安心安全、そして、おいしい野菜を選び方、食べ方を知ることは、自分を家族を守ることにつながるのです。
内容説明
野菜を食べてりゃヘルシー、と思い込んでいませんか?『じつは怖い外食』の著者が「日本の野菜」に警鐘を鳴らす!「野菜選びのコツと野菜を味わいつくすレシピ集」を収録。
目次
第1章 真っ当な野菜が消える(赤ちゃんがつかんだキュウリ;真っ当な野菜ってどんな野菜? ほか)
第2章 農業の産業化で失われた4つのこと(食事が人、そして社会を作る;農家は自家用の畑に農薬を使わない ほか)
第3章 真っ当な農家が減った理由(「転用期待」;戦後の遺物「農地法」が生む矛盾 ほか)
第4章 真っ当な野菜を取り戻すために(小規模であることに意味がある;田口さん、そして自然肥料との出会い ほか)
第5章 真っ当な野菜を大切に味わいつくす(真っ当な野菜の見分け方;野菜をおいしく味わいつくす方法 ほか)
著者等紹介
南清貴[ミナミキヨタカ]
1952年東京都生まれ。フードプロデューサー。一般社団法人日本オーガニックレストラン協会代表理事。95~2005年、東京・代々木上原にレストラン「キヨズキッチン」を開業。最新の栄養学を料理の中心に据え、自然食やマクロビオティックとは一線を画した創作料理を考案・提供し、業界やマスコミからも注目を浴びる。以降「ナチュラルエイジング」をキーワードに、全国のレストラン、カフェなどの業態開発、企業内社員食堂やクリニック、ホテル、スパなどのフードメニュー開発に力を注ぐ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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