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内容説明
2009年10月、惜しまれつつ急逝した加藤和彦は、時代をリードする不世出の音楽家であると同時に、当代随一の生活の達人でもあった。本書は、パートナーの故・安井かずみとともに多くの作品を創り出していた80年代、ソロアーティストとして、生活者として、最も充実していた時期に書かれた。料理、旅行、ファッション…生活の様々なことについて独自の切り口で語ったその内容は、今も色褪せない。スタイリッシュな魅力に溢れた一冊。
目次
自分のスタンダード
衣・食・住or住・食・衣
ステキに散らかった部屋
人生は二人で
To Be With You,Or Not To Be With You
ヨーロッパ風プレゼントの仕方について
ハード・ボイルド的生き方
男はストイックがステキ
ア・ラ・ヘミングウェイ
ヨーロッパ的なることとは何?〔ほか〕
著者等紹介
加藤和彦[カトウカズヒコ]
1947年京都生まれ。ザ・フォーク・クルセダーズ、サディスティック・ミカ・バンド、ソロアーティスト、プロデューサー、作曲家として数々の名曲を生み、日本の新たな音楽シーンを開拓し、リードし続けた。ソロ活動では、当時公私ともにパートナーであった作詞家の安井かずみと多くの作品を手がけた。2009年10月16日永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
阿部義彦
10
加藤和彦さんが安井かずみさんとの結婚時代にしたためた、生き方エッセイです。亡くなった翌年にワニブックスより改めて新書として出たようです。最も充実した日々を生きた記録としていつくしむ様に読みました。優雅とは変哲のない無駄な遊びの時間に有ると云うのが真骨頂だと思います。後書きをこれも最近亡くなった金子國義さんが書いてらっしゃいます。トノヴァン、ZUZU、ネコ、3人天国で毎日語らっているんでしょうね。2016/02/09
FUMI
4
1980年代当時のライフスタイル、とても興味深い。今の時代も大事にしたいスタイルがここにあります。かっこ良いね、いつまでも2015/09/22
ここちゃん
0
加藤和彦のエッセイだが粋の極意に関しての独特の感性がある。わが青春の1ページを満たしてくれた彼の音楽はよかった。自殺のニュースを聞いたときは、愕然としたが彼の終わりにふさわしかったかなあと今では思ってる。ただ、彼は母一人、子一人なのでお母さんが気の毒だ。2012/04/22
ロバパン
0
今となれば、やはり、生活様式の変化も大きいが、やはり、「目から鱗」が出そうな話に感心しました。2011/10/07
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