ワニブックス〈plus〉新書
2025年あなたの欲望が地球を滅ぼす―「激安・便利・快適」の大きすぎる代償

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  • サイズ 新書判/ページ数 253p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784847060120
  • NDC分類 519
  • Cコード C0240

内容説明

2025年、あなたは何歳になっていますか?そしてその時、はたして地球環境は私たち人間をまだ受け入れてくれているのでしょうか?地球温暖化に伴う気候変動、自然災害の激増、エネルギー危機、食料危機、失われゆく生物多様性…。私たちがごく当たり前に享受している“激安価格”“快適な生活”“過剰な便利さ”は地球に大きな負荷を与えています。この恐ろしい現実を直視し、私たち自身がその生活を見直す決断を迫られているのです。

目次

序章 2025年、最悪のシナリオ
第1章 2010年、地球の現実(現実を知らない日本人;人間は地球の資源を前借りしている ほか)
第2章 私たちの消費活動がもたらす危機(無自覚な消費活動の罪;消費主義社会を育てた高度経済成長 ほか)
第3章 動き始めている世界(「スターン・レビュー」と『不都合な真実』;ハンバーガーにもできること ほか)
第4章 “気づき”から“行動”へ、幸せな2025年を迎えるために(15年で世界は大きく変えられる;2025年に向けた私たちの行動指針 ほか)

著者等紹介

足立直樹[アダチナオキ]
1965年生まれ。サステナビリティ・プランナー。株式会社レスポンスアビリティ代表取締役。東京大学理学部、同大学院で生態学を専攻、理学博士号取得。1995年から2002年までは国立環境研究所で熱帯林の研究に従事。1999年から3年間のマレーシア森林研究所(FRIM)勤務の後、コンサルタントとして独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

1
安いから。そんな理由でなんでも手に入る世の中、なぜ安いのか?その根本的な理由を考える人なんてほぼいないんじゃないかと思う。特別なんでも安いから買っちゃえ!という質ではないが、便利・安さの裏に何があるのか、日頃から考えて行動しようと思う。はじめにの段階で書かれていた未来予想みたいなやつが、若干東日本大震災のことを予兆していて、今後が不安になった。個人でできることに限界はあるが、やらないよりやるほうが絶対に良い。2014/11/02

Tsubasa-1125

0
販売時点でのエネルギー消費量だけでなく、生産段階からトータルでのエネルギー消費量をみるなど、多面的に環境問題を考えないといけない。ブータンの人々の生活は良い参考になる。安いから買うのではなく、本当に必要な物だけ買う。安さで買う事は環境破壊、強制労働に加担している可能性が高い。2021/06/04

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