這い上がり―ある「顔」の喪失と再生の半生記

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 190p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784847013959
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

16歳の春、バイク事故による大やけどで人生は一転して「生き地獄」に変わった。過酷な手術、人々からの差別、自らの絶望…多くの試練を乗り越えて、自ら会社を興すまでに生まれ変わった著者の、命のメッセージ。

目次

第1章 炎上
第2章 生き地獄の始まり
第3章 病院で生きていくということ
第4章 社会復帰の壁
第5章 負けず嫌い
第6章 復活

著者等紹介

古市佳央[フルイチヨシオ]
1971年、埼玉県生まれ。現在有限会社ウイング(中古車販売業)取締役社長。事故以前までは、いわゆる「やんちゃな」少年時代を過ごす。高校一年の春、バイクによる交通事故で、重度熱傷41%という、生死をさまようほどの大やけどを負うが、奇跡的に命を取り留める。自らの変わり果てた姿に、一度は絶望し、「なぜ殺してくれなかったのだ」と真剣に自殺を考える。が、その後の3年間にも渡る治療を通じて様々な入院患者との心のふれあいを経験し、再び生きる勇気を得る
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

29
積読本!10年以上振りに再読!ご本人にお会いする切っ掛けがあり、その時に購入して読ませて頂き…。本は、読む時の自分の状況によって、見えてくる物や感じ方がすごく変わることを改めて実感。どんなに後悔しても過ぎた時は戻せない。経験した者だけがわかる苦しみ…。後悔…。何度も受けた大変な手術。苦しいリハビリ。不安な将来。16歳の少年の人生が、ある日を境に大きく変わってしまった。心の悲鳴と…それを隠す気持ち。家族や周りの人達の愛情。前を向いて生きる姿。最後の母の「生きていて良かったね」の言葉。心に深く響く1冊。2017/05/02

daiyuuki

16
相部屋の仲間の死に直面して生きていることの大切さと死ぬことのあっけなさを知り人のぬくもりの大事さを学び、入院生活の中の人間同士の付き合いの中で人間の素の部分を学んだ、社会復帰する中で不自由な手で生活する時の要領を覚えて、ハンデを逆手に取ったり「明るさ」「誠実さ」「清潔感」を大事に努力して、同じようにコンプレックスを持つ人の居場所になる施設設立に向かって活動する古市さんの悪戦苦闘から、ハンデを持つ人が生き抜いていくために必要なものが見えてくる闘病記です。2016/04/28

そら

3
人生を変えてくれた一人、古市佳央さん。 是非みなさんとも出会って欲しい人です!2015/11/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/658465
  • ご注意事項

最近チェックした商品