感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ted
5
'09年2月刊。△個人的な思い出話など不要な記述が多い。巻末に新興宗教の教義みたいな図式が載っているが、いかにも唐突で奇異な印象を受けた。このように或る一定の鋳型に封じ込めるような原理原則を核に据えると柔軟な発想はできなくなる。それは「自由な発想」が大切なモノ作りにとって、害以外の何ものでもなかろう。TV付きウォッチ、レセプターウォッチといった、今になって存在を初めて知る泡沫商品の他、計算機付きウォッチや耐衝撃腕時計“S-SHOCK”なる商品など、某メーカーを意識して作ったような時計が載っていて興味深い。2013/05/31