出版社内容情報
“治療法の選択こそがあなたを救う！”国内外の最新医学論文から予後の驚くべき違いを解説！ 前立腺がん患者と予備軍のあなたへ、前立腺がんを経験した筆者から贈るメッセージ
内容説明
前立腺がん患者と予備軍のあなたへ、前立腺がんを経験した筆者から贈るメッセージ。治療法の選択こそがあなたを救う！国内外の最新医学論文から予後の驚くべき違いを解説！
目次
日本における前立腺がん治療の現状
前立腺とは
前立腺がんの予兆
前立腺がんの見つけ方
病期の判断（進行度の判断）
前立腺がんの治療法の種類
監視療法
全摘出手術
放射線治療
トリモダリティー治療
男性ホルモン遮断治療（ホルモン療法）
抗がん剤治療
放射性医薬品をもちいた治療法
治療法の選択 その１ 標準治療から見た選択
治療法の選択 その２ エビデンスを基にした治療実績の検討
公表された治療成績のまとめ
治療により発生する障害
今後の展望―転移がんの新たな検出法と近未来の治療法
著者等紹介
安江博［ヤスエヒロシ］
１９４９年、大阪生まれ。大阪大学理学研究科博士課程修了（理学博士）。農林水産省・厚生労働省に技官として勤務、愛知県がんセンター主任研究員、農業生物資源研究所、成育医療センターへ出向。フランス（パリＩＮＲＡ）米国（ミネソタ州立大）駐在。筑波大学（農林学系）助教授、同大学（医学系消化器外科）非常勤講師。現在（株）つくば遺伝子研究所所長。これまでに、公表した査読付き学術論文数２０５本（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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やっちゃん
7
一般的な知識から最新医療までとても参考になりました。特にホルモン投与後のPSA値の信憑性など医者からは聞けない本音を書いているし、著者自身の導き出した答えをはぐらかさず書いてあるのはわかりやすくていい。2022/08/18
タカ
1
前立腺がんの統計から種類、治療、効果について最新の文献を元に検討された一冊。 10年生存率は他のがんよりも高いものの、いかに再発を防ぐか治療や検査は日進月歩しているのを知った。高齢化と共に付き合わなくてはならない可能性が高い疾患であることも理解しなければならないだろう。2022/05/31
Ctech Yamada
1
がんに罹患した場合、その治療に何を望むかと問われれば「再発」せず、かつ「根治」する事に尽きると思う。 私自身、巷に溢れる情報の取捨選択で途方にくれた経験がある。 前立腺がんに罹患した著者は、最新の前立腺がん治療を最新の論文を元に、最適な治療を受けるためのアプローチ方法を平易に読み解いています。 前立腺がん患者のみならず、その他のがん患者にも参考になりうる内容だと思います。2021/12/25
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