内容説明
なぜ彼らは“ホームレス”として生きるのか―!?西は大阪・西成、東は東京・山谷、テント村からドヤ街まで…空き缶拾いにテント生活、こ○き体験などなど身体を張った徹底取材を敢行!足かけ14年間に及ぶホームレス取材の集大成!!
目次
ホームレスお宝写真館
マンガを読む前にハカセに聞こう!!
ホームレスタウン最前線(西の聖地‐大阪西成;東の聖地‐東京上野・山谷)
11のタイプで見分ける!!ホームレスの傾向と対策
ホームレスの衣食住
ホームレスのお仕事
ホームレスの敵
日本全国ホームレス大百科
著者等紹介
村田らむ[ムラタラム]
1972年10月26日生まれ。愛知県名古屋市出身。九州産業大学芸術学部デザイン学科を卒業後上京。出版社に作品を持込み、リクルート、フロム・エーにてイラストレーターとしてデビュー。コアマガジン、ミリオン出版、鹿砦社などのサブカルチャー雑誌にて、独自のルポを展開。30代半ばからは漫画制作も始めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
DEE
10
よく14年も取材したなと感心する。さすがサブカル系ライターの雄である。 これ一冊でホームレスとドヤ街に詳しくなること間違いなし。なりたいかどうかは、まぁ別として。2020/01/17
ふじこ
4
足掛け14年。ホームレスに体当たり取材をした軌跡をまとめた一冊。怒鳴られたり殴られそうになったり、スレスレをいくらむさんの命懸けの取材。もちろんエゲツないほど面白い。取材だけでなく自らも一日物乞い体験をしたり日雇い体験をした彼の言葉には相応の重みがある。2018/07/10
幸災楽禍チャン🪦💕
3
Kindle Unlimitedにて。暇潰し程度に読んでたけど中盤あたりから真に受けて辛くなった。ホームレスはバックレが多くて信用できないとか多額の借金が原因とかアル中、自殺志願者、痴呆。認知症は高齢者だから分かんないけど、水商売がまさにそんな世界だった。自分もそこにいて、男だったらホームレスになる層だったと思うと恐ろしい。理由なくすぐハッタリかましちゃうのも底辺あるあるで笑えない。物乞いは一般人の感情労働に似てると思った。下手な肉体労働より儲かるところまで同じ。2021/03/23
尿酸値高杉晋作
3
最高に面白く、最高に怖かった。 人生いろいろ。自分も人ごとじゃない。2015/05/13
村田らむ
3
自分の本ですので、作りながら何度も読みましたが、出版された後は食傷気味で放って置きました。今日発売日から一ヶ月経ったということで、あらためて読んでみましたら、毎月、毎月ホームレスに話を聞くために足が棒になるまで歩きまわっていたのを思い出しました。我ながらホームレスだらけの本だなあ…と。もし興味がありましたらお手にとってくださいませませ。2013/07/08