内容説明
死刑にいたる罪を犯すまで、彼女たちはどれほどの曲がり角を経たのだろうか、その心の闇に迫る。無実の女性にも下されている死刑判決、闇は社会をも覆っている。
目次
菅野村強盗殺人・放火事件―全国の主婦からの助命嘆願書で恩赦に 山本宏子
熊本女性連続毒殺事件―姑、茶飲み友達、行商人を毒殺 杉村サダメ
日本閣乗っ取り殺人事件―処刑前日、鮨で告別晩餐会 小林カウ
夕張保険金殺人事件―労働者のいる自社の寮に放火 日高信子
有明埋め立て地殺人事件―過去の夫殺しは事故死、殺害、自殺と三転 諸橋昭江
連合赤軍同志粛清事件―革命の名のもとに十四名の同志を殺害 永田洋子
女子高生・OL誘拐殺人事件―二人の女性を殺害後に身代金を要求 宮崎知子
室戸保険金ダブル殺人事件―喜寿で受けることになった死刑判決 坂本春野
宮崎二女性殺人事件―ゴルフ仲間の二人を金目当てで殺害 石川恵子
福島悪魔払い殺人事件―信者同士の暴行で六人が死亡 江藤幸子
動機不明、直接証拠もなく死刑判決 林眞須美
共犯者が法廷で風間の無実を証言 風間博子
医学的知識でもくろまれた完全犯罪 吉田純子
著者等紹介
深笛義也[フカブエヨシナリ]
1959年東京生まれ。横浜市内で育つ。18歳から29歳まで革命運動に明け暮れ、30代でライターになる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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