天皇帝国の軌跡―「お上」崇拝・拝外・排外の近代日本史

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天皇帝国の軌跡―「お上」崇拝・拝外・排外の近代日本史

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  • サイズ A5判/ページ数 340p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784846203177
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C0021

内容説明

寄せ場・日雇労働者や“在日”諸民族の置かれた過酷な状況、強制連行現場の労務支配の実態などを実証的に追究・検証し、天皇帝国の差別と抑圧、排外と侵略の実相・構造を照射する。

目次

第1章 天皇帝国への道―一八世紀半ば頃以降(“絶対主義的”な認識・構想・提案;「寄場」を軸に全国網の形成へ)
第2章 天皇帝国の構造(枠組の形成―一八七〇年代から二〇世紀へ;寄せ場と底辺・下層労働者―一九二〇年代を中心に;日本経済のなかの「非本工」―世紀転換頃より一九三〇年代へ;「在日」諸民族の位置)
第3章 膨張と内包する矛盾―一九四〇年代を軸として(寡頭制支配グループの労務政策;アキレス腱としての日雇労働者;帝国の膨張その一―歴史への遡及;帝国の膨張その二―地理的拡大)

著者等紹介

松沢哲成[マツザワテッセイ]
1939年茨城県土浦市生まれ。1965年東京大学文学部国史学科卒。1972年東京女子大学文理学部に着任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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小鈴

21
底辺労働者の社会史。天皇「帝国」のピラミッド型支配関係を明らかにするために、日本人下層労働者から<在日>朝鮮人、アイヌ民族、琉球ネシアンを取り込んでいき、総力戦体制下で総タコ部屋化が完成する過程を描く。江戸時代、既存体制からはみ出した人たち(離農、無宿者)を<寄場>で吸収、全国化。松方デフレで窮民増加し、全国的に底辺下層社会が形成(近代における寄せ場成立)、1890年には寄せ場が確立。寄せ場は元請→各都市斡旋屋→各下請→人夫曳→手先→労働者(日雇い、タコ部屋拉致など)。この構造により大量の動員が可能に。→2020/09/07

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