作陽ブックレット<br> よみがえる歴史

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作陽ブックレット
よみがえる歴史

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  • サイズ A6判/ページ数 62p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784846201944
  • NDC分類 210.04
  • Cコード C0321

内容説明

日本列島には複数の王権が並び立ち、聖徳太子は「日本人」ではなく、百姓の多くは農民ではなかった。―日本史のなかの常識に果敢にいどむ著者が、古代日本列島とアジア大陸との親密性を、近代技術の土壌となった百姓のさまざまな生業を、平易に語りかける。

目次

1 「日本国」の始まり(「孤立した稲作文化」への疑問;日本列島とアジア大陸との近さ;縄文文化の文化圏はどこまでか;東シナ海を渡る海の民の存在 ほか)
2 中世人の生活(「百姓」が意味するもの;輪島は小作人と潰百姓だけの貧しい村?;倉敷にも水呑が多かった;江戸時代の社会は高度な経済社会 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

africo

1
作陽大学という岡山の大学で、1996年に行われた講演録。地域の一般層向けの講演なのか、学生向けなのか、網野史学の導入の導入のような内容。論点は網野読者にはおなじみの二つのテーマ、一つは「『日本』とは何か」、もう一つは「『百姓』の解釈を"農民"に限定しない史観」を扱っている。二つとも軽く触れているだけなのだが、講演場所に応じて地元岡山の話題が織り込まれていたりして、気軽に読める。2021/01/27

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