内容説明
近年のスキーブームのなかで、森を切り山を削り、スキー場が増え続けている。このため、貴重な自然や動植物が失われている。また、人工降雪機用薬剤、凍結防止剤、融雪剤などによる新たな環境汚染の問題もでてきている。本書は、スキーリゾート開発反対運動をすすめる人々による、初の全国スキーリゾート問題白書である。
目次
第1部 スキー場問題を考える
第2部 北海道の自然を破壊するスキー場
第3部 市民に反撃される東北地方のスキー場
第4部 限界にきた上越国境スキー場銀座
第5部 冬季オリンピックで加速される環境破壊