米国を戦争に導く二人の魔女―フロノイとヌーランド

個数:

米国を戦争に導く二人の魔女―フロノイとヌーランド

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月31日 08時16分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 349p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784846124090
  • NDC分類 319.53
  • Cコード C0031

内容説明

本書は、冷戦終結後、米国が中国とロシアを「最も差し迫った戦略的課題」として敵対的脅威と見なすようになった現在までの時代の歩み、その軍事外交政策とその軌跡を、二人の女性―ミシェル・フロノイ(オバマ政権元国防次官)とヴィクトリア・ヌーランド(バイデン政権前国務長官)を通じて詳細に描く。ワシントンの二人の魔女の軌跡から読み取れるのは、米国の対外行動の深刻な正当性の欠如だ。軍事政策がそれを決定する一握りのエリートらの物質的利益と直接結びついているのなら、政策自体を外交的理性、軍事合理性で御するのは至難に違いない。さらに自国の対外行動を外部の規範で抑制されるのを忌避する米国の「例外主義」と覇権主義は、国際社会の原則と対立し世界を戦争へと導く。

目次

序章
第1章 ネオコンが台頭した時代
第2章 シンクタンクCNASの内幕
第3章 ロシアとの戦いへの道
第4章 オバマ政権でのそれぞれの役割
第5章 クーデターの闇の中で
第6章 拡大し続ける利益相反の世界
第7章 ウクライナ戦争の勃発と辞職の真相
終章

著者等紹介

成澤宗男[ナルサワムネオ]
1953年新潟県生まれ。中央大学大学院法学研究科政治学専攻課修士課程修了。元『週刊金曜日』企画委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kk

16
図書館本。フロノイ元国防次官とヌーランド元国務次官。民主党政権下における二人の女性高官の経歴を追いながら、いわゆる「ネオコン」と「リベラル介入主義」という二つの流れが徐々に融合し、今日の米国安全保障政策の根底を為すに至る過程を提示。併せて、フロノイをはじめとする元高官達が、シンクタンクをプラットフォームとして、実態として防衛産業の利益を代表する形となっている点を指摘。さらにそうした角度からウクライナ事態の意味合いを再解釈。著者の認識や主張の当否は判断しかねますが、なかなか刺激的な一冊でした。2024/10/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22091489
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品