ウクライナ停戦と私たち―ロシア・ウクライナ戦争と日本の安全保障

個数:

ウクライナ停戦と私たち―ロシア・ウクライナ戦争と日本の安全保障

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月31日 05時11分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 232p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784846123154
  • NDC分類 392.1
  • Cコード C0031

内容説明

ロシアのウクライナ侵略に始まるロシア・ウクライナ戦争は、戦線が膠着し泥沼化しつつある。ドローンをはじめ先端科学兵器による死傷者は兵士・市民共に急速に増大している。今こそ戦争の即時停止と和平交渉の開始を求めたい。イスラエル・ガザ戦争をも含め、停戦を求める「私たち」の立ち位置を何処に求めるのか。日本の安全保障政策が非武装中立・非同盟を掲げ平和創造の実績を積んでいる国であるならば、歴史和解と停戦勧告をなす最適な国家と成り得る。しかし、アメリカに追随する日米安保体制では不可能だ。どうすれば平和実現の第一歩としての停戦を実現するために、深く連帯できる「私たち」であり得るのかを考える。

目次

第1章 ロシア・ウクライナ戦争の停戦と和平交渉への道(停戦を阻むものは何か;ロシアのウクライナ侵略をどう読むのか;アメリカはロシア・ウクライナで何をしているのか;和平派と正義派との乖離を超えて)
第2章 安全保障問題の現段階―戦争の「できる」国から「する」国へ(戦争の「できる」国から「する」国へ;アメリカの軍事戦略に追随する日本;日米安保のNATO化を許してはならない;反撃能力論と防衛費増額の危うさ)
第3章 安全保障政策はどうあるべきか(非武装中立・非同盟政策の提唱―平和実現の最終方途として;抑止力と同盟の限界を問う―国会での参考人陳述に絡めて;敵基地攻撃論の真相―専守防衛から先制攻撃論へ;日米安全保障問題を論じる)
第4章 これからの私たちの取り組み(“日中経済戦争”を許してよいのか;漂流するリベラリズム;いまこそ非武装中立・非同盟政策の実践を!―平和実現の最終方途として)

著者等紹介

纐纈厚[コウケツアツシ]
1951年岐阜県生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。博士(政治学、明治大学)。現在、明治大学国際武器移転史研究所客員研究員。前明治大学特任教授、元山口大学理事・副学長。専門は、日本近現代政治軍事史・安全保障論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

38
図書館。昨年出た本。日本の自衛隊は戦争可能な能力を持っているという(6頁)。憲法9条を死守しなければ、と私は考える。停戦(戦時に戦闘行為を完全中止)と休戦(戦闘行為を一時停止)は異なる(21頁)。今回の戦争は、侵略開始のロシアに非があり、戦争犯罪(24頁)ならば、トランプ氏がゼレンスキー氏との交渉決裂など、ロシアとの3者会談である必要があったかもしれない(紛糾は米ウ交渉より酷そう)。EUやNATO、UNの介入が必要か? 調停の必要性(33頁)も本書は述べている。2025/03/08

くものすけ

8
ウクライナへのロシア侵攻の舞台裏の説明が何とも心穏やかでは無い。本来停戦の仲介役に相応しいアメリカは軍事支援という言葉の裏で軍需産業の特需に沸いている。戦争が長引けば長引く程儲かる仕組み。これでは永遠にロシア・ウクライナの損傷は止まらない。ウクライナは命懸けで国土を守っても既に国の大半を破壊され、例え停戦なったとしても正常な経済回復までは莫大な資金・時間を要し、停滞を余儀なくされます。大国中国もロシアの消耗により相対的に国力を伸ばすことになります。これでは誰も停戦の仲介はしない…さて、日本は如何する?2024/11/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21792888
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品