「表現の不自由展」で何があったのか

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「表現の不自由展」で何があったのか

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  • サイズ 46判/ページ数 280p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784846122164
  • NDC分類 706.9
  • Cコード C0036

内容説明

「ガソリン携行缶持って館へおじゃますんで―」―。2019年8月、愛知県で開幕したばかりの国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」事務局にこの脅迫ファクスが送り付けられた。憎悪の矛先となったのは、「慰安婦」を象徴した「平和の少女像」だった。旧日本軍の「慰安婦」制度や軍国主義下での天皇制、朝鮮人強制連行といった歴史認識の問題と絡んだ、メッセージ性のある作品の展示は近年、公立の美術館などでの展示が難しくなっている。過去に展示を拒まれたり、撤去されたりした作品を一堂に展示するという挑戦的な狙いの「表現の不自由展・その後」の中止は、こうした流れの中にあった。本書は、「表現の不自由展・その後」をはじめ、2021年7月の「名古屋展」と「大阪展」、そして、22年4月の「東京展」など「表現の不自由展」をめぐる出来事の取材記録であり、表現の自由とは何かを考える。

目次

第1章 「表現の不自由展・その後」が中止(「不自由展」中止に働いた力;中止と再開 弁護団長に聞く;それは報道の不自由展だった;大村秀章・愛知県知事インタビュー)
第2章 連帯(立ち上がった海外作家たち;中止に抗議して内容を変更・展示中止した作品;小泉明郎氏に聞く)
第3章 補助金不交付(文化庁;「宮本から君へ」の助成金不交付;「主戦場」の上映中止決定)
第4章 愛知県知事VS名古屋市長(盟友・大村知事を見限り、見限られるまでに何があったのか;法廷闘争へ―名古屋市第三者委員会を検証する;署名偽造とリコール 河村たかし名古屋市長インタビュー)
第5章 広がる表現の不自由展

著者等紹介

臺宏士[ダイヒロシ]
ライター、メディア総合研究所の機関誌『放送レポート』編集委員、特定非営利活動法人報道実務家フォーラム副理事長、新聞労連ジャーナリズム大賞選考委員。1990年毎日新聞社入社、2014年フリーに

井澤宏明[イザワヒロアキ]
ジャーナリスト。岐阜県生まれ。同志社大学卒。1993年から読売新聞記者、2012年フリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えも

19
あいちトリエンナーレで事件になった「表現の不自由展・その後」を始め、各地で開催、あるいは中止となった不自由展を巡る取材記録▼とはいえ、表現の自由を重視する執筆者の主張が明確に現れていて、河村市長のみならず、いったん中止にした愛知県側をも批判▼まあ、記録なんてのは、えてしてそんなものでしょうね。2023/04/04

たろーたん

2
ネトウヨに目を付けられた表現の不自由。読了後、Youtubeで「遠近を抱えて」(昭和天皇の写真を燃やすやつ)を見たけど、全然思っていたのと違った。「やれー、燃やせ燃やせ、ガハハ」じゃなくて、「なぜ昭和天皇の写真を燃やしてるんだろう」と思わせる内容で、BGMも相まって、燃やしている人の方が可哀想に思える映像だった。少なくとも悪ふざけとは思わなかった。ただ、作者である大浦信之の「自分と天皇を重ね合わせていけば、今まで気づかなかった自画像が見えてくるのではないかと思い作った」ってのはピンと来なかったけど。(続)2023/06/15

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