出版社内容情報
糖質制限食を知り、米中心のメニューに疑問を持つ美人料理研究家の葛藤を通して「食」の真実を描いた、乱歩賞作家によるミステリー。
◆前帯コピー
糖質は人類にとって
神か仏か、悪魔か鬼か。
乱歩賞作家が問う、いま話題の糖質制限!
◆後帯コピー
美人料理研究家・水谷有明(みずたに ありあ)は、大手スーパーチェーンの社長・城田洋(しろた ひろし)から、全国的に展開する和食レストランのメニュー監修を依頼された。キャリアアップを狙う有明にとって大きなチャンスだった。しかし、父親の糖尿病発症で食事療法「糖質制限食」を知り、炭水化物を中心とした和食メニューに疑念を抱くようになる。そんな有明の前に、主食を転換することの危険性を説く城田の理想が立ちはだかった。
人類は何を食べてきたのか、主食とは何か、さらに文化を築いたものとは。人類史の謎に挑む「食」のミステリー。
◆前ソデコピー
食べることは生きること、そして生きることとは──。
料理研究家・水谷有明(みずたに ありあ)の葛藤。
第一章 現在・ひとは何を食べているのか
第二章 過去・ひとは何を食べてきたのか
第三章 未来・ひとは何を食べていくのか
【著者紹介】
1961年、京都市生まれ。2006年、『東京ダモイ』にて第52回江戸川乱歩賞を受賞。主な作品に『屈折光』『思い出探偵』『白砂』『救命拒否』『見えない鎖』『真友』『しらない町』『時限』がある。自らも約5年間糖質制限食を体験し、本書を書くに当たっては正反対の高炭水化物食(玄米食)も実験中。
内容説明
美人料理研究家・水谷有明は、大手スーパーチェーンの社長・城田洋から、全国的に展開する和食レストランのメニュー監修を依頼された。キャリアアップを狙う有明にとって大きなチャンスだった。しかし、父親の糖尿病発症で食事療法「糖質制限食」を知り、炭水化物を中心とした和食メニューに疑念を抱くようになる。そんな有明の前に、主食を転換することの危険性を説く城田の理想が立ちはだかった…。人類は何を食べてきたのか、主食とは何か、さらに文化を築いたものとは。人類史の謎に挑む「食」のミステリー。
著者等紹介
鏑木蓮[カブラギレン]
1961年、京都市生まれ。佛教大学文学部国文学科卒業。塾講師、広告代理店などを経て、92年にコピーライターとして独立。2004年、短編『黒い鶴』で江戸川乱歩記念ふくろう文芸賞を受賞。2006年、『東京ダモイ』にて第52回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。2012年より佛教大学文学部非常勤講師も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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紫綺
ダイ@2019.11.2~一時休止
yukision
まるる
キムチ