Jアラートとは何か

個数:

Jアラートとは何か

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

    ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
  • サイズ B6判/ページ数 272p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784846118099
  • NDC分類 392.1
  • Cコード C0031

出版社内容情報

ミサイル危機が煽られ、Jアラートが鳴らされ、国民保護訓練が繰り返される。訓練の目的は、本当に国民の保護なのだろうか。今にもミサイルが飛んでくるかのような危機感が煽られ、Jアラートが鳴らされ、子どもまで巻き込んだ国民保護訓練が繰り返される。「地面に伏せて頭を守れ!」というが核ミサイルに有効なのか。「焼夷弾にバケツリレー」と変わらぬ発想ではないか。訓練の目的は、本当に国民の保護なのだろうか。朝鮮半島の緊張緩和に向けた模索が続くいま、社会的・経済的・技術的な事実に基づいて国民保護政策を見直し、本当の危険はどこにあるのかを考える。

Jアラートとは何か 11/第一章 Jアラートは何のため? 17Jアラートとは・18/何が緊急事態か・20/国民保護訓練の事例・22/奇妙なテロリスト登場・27/地面に伏せて頭を守れ?・30/自・公政権に危機管理能力はない・37
第二章 有事法制と国民保護法 43
有事法制の経緯・44/平和安全法制・46/自衛隊の活動・49/国民保護計画のしくみ・53/国民保護計画の問題点・57/付表・60
第三章 世界の核はどうなっているか 69
世界の核兵器の現状・70/米国と核兵器・72/北朝鮮をめぐる経緯・75/北朝鮮の核とミサイルの開発経緯・77/北朝鮮の核戦力の現状・81
第四章 日本の核武装論 87
日本の核武装論の経緯と今後・88/日本国憲法と核武装・92/自・公政権と核武装・95/日本の核武装の現実性・97/核の「平和」利用と軍事利用・102
第五章 大量破壊兵器の被害 109
核爆発の過程と被害・110/生物・化学兵器の概要・114/生物兵器とその被害・118/化学兵器とその被害・120/生物・化学兵器に対する防護・123
第六章 どこがどう狙われる? 131
破壊手段と運搬手段・132/原子力施設への攻撃・135/大都市への攻撃・139/東京ドームに弾道ミサイル・140/米軍基地に弾道ミサイル・142/市町村別危険度・146/米本土攻撃は日本に関係あるか・149/経済面の被害・151
第七章 避難はできるのか 157
避難に関するしくみ・158/避難準備や情報伝達・安否情報・160/福島ではどうだったか・163/地方都市での避難シミュレーションと評価・167/大都市での避難シミュレーションと評価・172
第八章 平和のためのミサイル知識 181
市民と専門知識・182/弾道ミサイルと巡航ミサイル・183/弾道ミサイルの飛行方式・185/弾道ミサイル開発の鍵となる技術・191/迎撃体制は有効か・196
第九章 軍事とカネのはなし 201
戦争も平和もカネしだい・202/日本と世界の軍事費・205/防衛産業は「もうかる」か・210/自衛官は尊重されているか・213/嫌韓・嫌中が経済をこわす・216/沖縄の基地と経済効果・217/「市場」は北朝鮮問題をどうみているか・218
第十章 テロより危険な「内なる敵」 225
「テロ対策」とは何か・226/テロには効かない「防犯」カメラ・228/内なる敵はどこにいるか・231/防災と町内会・233/誰が北朝鮮を必要としているか・238/北朝鮮は過去の日本・240/ミサイルより危ない経済・243/もう始まっている戦争・246/経済界こそ平和主義を・250/「文民」が戦争を起こす・252/教育が戦争も平和もつくる・254
おわりに――攻撃しない・されない国へ・264

上岡 直見[カミオカ ナオミ]
著・文・その他

内容説明

今にもミサイルが飛んでくるかのような危機感が煽られ、Jアラートが鳴らされ、子どもまで巻き込んだ国民保護訓練が繰り返される。「地面に伏せて頭を守れ!」というが核ミサイルに有効なのか。「焼夷弾にバケツリレー」と変わらぬ発想ではないか。訓練の目的は、本当に国民の保護なのだろうか。朝鮮半島の緊張緩和に向けた模索が続くいま、社会的・経済的・技術的な事実に基づいて国民保護政策を見直し、本当の危険はどこにあるのかを考える。

目次

第1章 Jアラートは何のため?
第2章 有事法制と国民保護法
第3章 世界の核はどうなっているか
第4章 日本の核武装論
第5章 大量破壊兵器の被害
第6章 どこがどう狙われる?
第7章 避難はできるのか
第8章 平和のためのミサイル知識
第9章 軍事とカネのはなし
第10章 テロより危険な「内なる敵」

著者等紹介

上岡直見[カミオカナオミ]
1953年東京都生まれ。環境経済研究所代表。1977年早稲田大学大学院修士課程修了。技術士(化学部門)。1977年~2000年化学プラントの設計・安全性評価に従事。2002年より法政大学非常勤講師(環境政策)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のぶ

1
私、上岡氏を「鉄道の人」ぐらいに認識してました。何冊か読んだことがある氏の鉄道論は車両鑑賞とか乗り鉄とかの趣味本とは一線を画した、社会インフラのあり方を論じる高度な本であることが多いので一目は置いてたのですが、その認識もまだ甘かった(過小評価だった)ようです。本書は(乱暴に要約すれば)防衛論の本です。書名を単純に解釈してJアラートについて解説しただけの本だと思ったら大間違いで、Jアラートを入り口にして、日本の国のありように理知的な論調で警鐘を鳴らす深い内容の本になっています。多くの人に読んでほしい本です。2019/01/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12955314
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品