内容説明
本書は、フランスの日刊紙『リベラシオン』の特派員が、福島第一原発事故の除染・廃炉作業に携わる労働者などフクシマの棄民たちから原子力村の面々までを独自の取材とインタビューでまとめた迫真のルポルタージュである。
目次
第1章 非日常に向かって
第2章 早熟な若者
第3章 埠頭
第4章 人間蟻塚
第5章 原発の足元で
第6章 原発ジプシー
第7章 下請けのマトリョーシカ(ロシア人形)
第8章 過剰被ばくの健康への影響
第9章 フクシマの子
第10章 フクシマをつくった男
第11章 日本原子力ムラ
著者等紹介
ヴォレラン,アルノー[ヴォレラン,アルノー] [Vaulerin,Arnaud]
フランスのジャーナリストで、仏日刊紙『リベラシオン』の極東特派員として2012年に来日。現在45歳。フランスとイタリアで歴史を学び、ストラスブール大学でジャーナリズムの学位を取得。バルカン半島で戦後ユーゴスラビアを取材し、フランス語圏メディアに発表。2007年から『リベラシオン』紙の極東特派員となり、スリランカ、カンボジア、マレーシア、ビルマの、特に民主化と正義のプロセスについて長く大量の記事を書いた。極東を揺るがす民族問題と安全にも興味を抱く
神尾賢二[カミオケンジ]
翻訳家、映像作家、プロデューサー。1946年大阪生まれ。早大中退。2008年から2011年までモロッコ、ラバトのモハメド5世大学客員教授を務め、2012年からスペイン、カタルーニャのバルセロナに在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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