原発再稼働と海

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  • サイズ A5判/ページ数 232p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784846116125
  • NDC分類 519.4
  • Cコード C0036

出版社内容情報

 安倍政権による原発再稼働が始まった。本書は日本列島に存在する17サイトの原発、六ヶ所再処理施設、米原子力空母が大事故を起こした場合、いかなる事態になるのか、とりわけ海への影響という観点から個別にシミュレーションする。
(2016.7)

■内容構成
はじめに
第1章 日本列島周辺の海と原発 
 1 地形的背景と物理・化学的特性
 2 生物多様性に富む海
 3 多様な海流系と豊かな漁場
 4 主要魚種の生活史と海流
 5 どの原発も豊かな海に面している
第2章 福島事態から見えること 
 1 海へ影響をもたらす4 つのプロセス
  1 大気からの降下
  2 原発から海への直接的な漏出
  3 陸への降下物の河川・地下水による海への輸送
  4 海底からの溶出や巻き上がり
 2 海洋環境への影響
  1 海水
  2 海底土
 3 海・川・湖の生物への影響
  1 海の生物汚染
  2 川・湖の生物汚染
  3 生理的、遺伝的影響と生態系への影響
第3章 東シナ海、太平洋岸、瀬戸内海の原発 
 1 川内原発─太平洋と日本海の双方の海を汚染─
 2 玄海原発─対馬暖流が放射能を日本海一帯に輸送─
 3 浜岡原発─駿河湾、相模湾、東京湾の汚染が深刻─
 4 伊方原発─瀬戸内海文化圏を破壊する─
 5  横須賀にいる米原子力空母
  ─福島事故後、日本列島で唯一稼働していた原子炉─
第4章 日本海の原発 
  1 島根原発─対馬暖流が放射能を青森・北海道まで輸送─
  2  若狭湾の原発(高浜・大飯・美浜・敦賀)
   ─懸念される集中立地の弊害─
  3 志賀原発─対馬暖流とリマン海流の出会う海を汚染─
  4 柏崎刈羽原発─世界最大規模の集中立地の脅威─
  5 泊原発─スケトウダラなどの
第5章 三陸から常磐沿岸の原発
  1  東通原発・六カ所再処理工場産卵場を直撃─
  2  女川原発
  3 福島第2 原発─汚染は季節や年により大きく変動─
  4 東海第2 原発─周囲に人口の多い市が集中─
第6章  環境汚染が影響する自治体・住民はすべて当事者 
 1 宇宙が作る海の豊かさ
 2 個々の原発事故による海・川・湖への影響
 3 改めて福島第1 原発事故から考える
 4 30 km 目安の防災計画では被害を過小評価
あとがき
 資料:主要魚種の分布・回遊と生活史
 1 日本列島全域に関わる魚種
 2 東シナ海から日本海に関わる魚種
 3 太平洋・日本海北部から北海道に関わる魚種
 4 瀬戸内海に関わる魚種

湯浅 一郎[ユアサ]
著・文・その他

内容説明

安倍政権による原発再稼働が始まった。本書は日本列島に存在する17サイトの原発、六ヶ所再処理施設、米原子力空母が大事故を起こした場合、いかなる事態になるのか、とりわけ海への影響という観点から個別にシミュレーションする。

目次

第1章 日本列島周辺の海と原発
第2章 福島事態から見えること
第3章 東シナ海、太平洋岸、瀬戸内海の原発
第4章 日本海の原発
第5章 三陸から常磐沿岸の原発
第6章 環境汚染が影響する自治体・住民はすべて当事者
資料 主要魚種の分布・回遊と生活史

著者等紹介

湯浅一郎[ユアサイチロウ]
1949年東京都生まれ。東北大学理学部卒。同大学院修士課程修了。1975年、旧通産省・中国工業技術試験所(呉市)に入所。2009年まで瀬戸内海の環境汚染問題に取り組む。元産業技術総合研究所職員。専門は海洋物理学、海洋環境学。理学博士。1971年から科学技術(者)の社会的あり方を問う契機として、女川原発を皮切りに、芸南火電、松枯れ農薬空中散布、海洋開発など多くの公害反対運動に関わる。1984年の核トマホーク配備反対を契機に、ピースリンク広島・呉・岩国(1989年)、核兵器廃絶をめざすヒロシマの会(2001年)の結成に参加。2008~2015年、NPO法人ピースデボ代表。現在、副代表。環瀬戸内海会議共同代表。辺野古土砂搬出反対全国連絡協議会顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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