内容説明
世界人口の爆発と食料危機・飢餓の頻発、地球温暖化と異常気象・海面上昇、化石燃料利用と環境破壊・エネルギー危機、激減する森林と生物種、戦争・核実験による地球汚染など、地球環境破壊は人類の生存そのものを脅かしている。最終巻第11巻は、人類の築いてきた現代文明が、環境破壊によって崩壊の崖っぷちに立つに至った地球環境破壊の経過をたどり、その現状について総括し、文明の崩壊を防ぐ手立てはないのかを考える。もう残された時間は多くない。巻末に、全11巻の環境問題歴史年表と重要事項の索引、人名索引を収録した。
目次
第1章 生命誕生から農耕開始まで
第2章 世界人口の増加と食料・環境影響
第3章 人類の未来を脅かす地球温暖化
第4章 化石燃料・エネルギーと環境の歴史
第5章 激減する森林と生物種、捕鯨問題
第6章 環境を破壊し続けた戦争・核実験
第7章 地球環境問題と国際環境政治の歩み
終章 現代文明崩壊の兆候と人類の未来
著者等紹介
川名英之[カワナヒデユキ]
環境ジャーナリスト。千葉県生まれ。1959年東京外国語大学ドイツ語科卒、毎日新聞社に入社、1963~1964年、ウイーン大学へ文部省交換留学。社会部に所属し、主に環境庁・環境問題を担当。1985年に編集委員。89年に立教大学法学部非常勤講師。90年、毎日新聞社を退職し、環境問題の著述に専念。この間、津田塾大学国際関係学科などの非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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