内容説明
自民党は「国土強靭化」を推進している。東日本大震災などを踏まえ、災害に強い国土づくりをめざし、公共事業を大幅に増大させ、その需要創出効果によりデフレ脱却をするという。そのために「防災・減災に資する国土強靭化基本法案」を成立させる予定である。本書は、この「国土強靭化基本法案」を総点検し、公共事業のバラマキや原発再稼働を前提とする強靭化政策は、国民の生命と暮らしを脅かし、国土を破壊するものであることを、実証的に明らかにする。
目次
第1部 「国土強靱化」とは何か(強靱化の考え方;人々の命を守るために;脱原発こそ国土強靱化)
第2部 デフレ脱却はできるのか(国民は「成長」が欲しいのか;地域を取り戻す)
著者等紹介
上岡直見[カミオカナオミ]
1953年東京都生まれ。環境経済研究所代表。1977年早稲田大学大学院修士課程修了、技術士(化学部門)。1977年~2000年化学プラントの設計・安全性評価に従事。2002年より法政大学非常勤講師(環境政策)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 栄養情報処理論