内容説明
日本で初めて自治体レベルでのゴミの分別収集に取り組み、石油化学コンビナート建設を阻止するなど、住民運動、自然保護運動、消費者運動など多面的な活躍をした元沼津市長の功績は、いまでも色あせることはない。市民として、自治体として何ができるのか貴重な教訓を与えてくれる。本書は、井手氏の足跡を辿りながら、先駆者として現実問題に取り組む姿勢や思想を様々な角度からとらえている。
目次
1 ゴミとリサイクル―容器包装リサイクル法改正への視点
2 公害反対と様々な環境保全運動
3 戦争と平和にこだわって
4 文化と暮らし
5 地域と自治
6 井手さんの歩んだ道