内容説明
何世紀もの間、インドで「村の薬局」として利用されてきたニームの樹が今脚光を浴びている。アメリカではこの樹のエキス抽出を特許として申請するなど世界の科学者たちが研究に携わっている。ニームは、害虫防除や薬剤、歯磨き、人口増加の抑制、地球温暖化の緩和と人間の生活に密着した効能を持ち、利用範囲は極めて広い。科学的解明が始まったばかりのこの樹を詳しく紹介する。
目次
第1章 ニームの将来像
第2章 現状と課題
第3章 ニームの樹
第4章 ニームの成分
第5章 昆虫に対する効果
第6章 昆虫以外の生物への影響
第7章 医薬品
第8章 工業製品
第9章 ニームの植栽
第10章 次のステップ
著者等紹介
石見尚[イワミタカシ]
1925年和歌山県生まれ。東京大学農学部卒。農学博士。日本ルネッサンス研究所代表
片山弘子[カタヤマヒロコ]
広島大学教育学部卒早稲田大学大学院文学研究科聴講。現在、特定非営利活動法人循環共生社会システム研究所で共生理論の研究担当
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