内容説明
欠陥住宅に泣く人は後を絶たない。その上、原因の究明や解決となると、時間や費用がかかり、極めて困難だ。また、欠陥住宅を建てるような業者は、話し合いにもまともに対応しない。本書は一級建築士らが、建築の素人である一般市民でも闘えるように、業者に対抗する知識とノウハウをQ&A形式でやさしく解説している。
目次
第1章 欠陥住宅被害には、どのように対応するのですか(欠陥住宅の「欠陥」とは、どのような場合をいうのですか;欠陥住宅被害に対応するには、どのような手順で対応するのですか ほか)
第2章 欠陥住宅の主な「欠陥原因」には、どんなものがありますか(雨漏りの原因には、どのようなことが考えられますか;設備からの漏水の原因には、どのようなことが考えられますか ほか)
第3章 民事訴訟の手続は、どのようにするのですか(民事訴訟の仕組みは、どのようになっているのですか;訴えの提起は、どのようにするのですか ほか)
第4章 欠陥住宅に関連する主な法令の規定は、どうなっているのですか(欠陥住宅に関して民法の規定は、どうなっているのですか;住宅の品質確保の促進等に関する法律は、どうなっているのですか ほか)
付録(勾配屋根の断面図;陸屋根の断面図(マンション) ほか)
著者等紹介
矢野輝雄[ヤノテルオ]
1960年、NHK(日本放送協会)入局。番組編成、番組制作、著作権、工業所有権のライセンス契約などを担当。元NHKマネージング・ディレクター。元NHK文化センター講師。現在、矢野行政書士社会保険労務士事務所長
宮武正基[ミヤタケマサキ]
1978年、大成建設株式会社建築部入社。工事監理を担当。1989年、宮武建築設計事務所開設。一級建築士、一級建築施工監理技士、宮武建築設計事務所長、欠陥住宅調査センター代表
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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