市民のための疫学入門―医学ニュースから環境裁判まで

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  • サイズ A5判/ページ数 233p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784846103118
  • NDC分類 498.6
  • Cコード C0036

内容説明

SARS、食中毒、タバコとがん、大気汚染とがん、環境汚染と人体への影響、薬害など、日々起こるさまざまな医学・医療事件…。事件発生を伝える医学・医療ニュースから裁判まで、争われる事件の原因と結果、つまり因果関係を考える学問が疫学である。疫学研究者として、さまざまな公害・環境裁判に関わってきた著者が書き下ろした本書は、疫学を一般向けにやさしく解説した格好の入門書であり、演習問題もついた実践的な書。

目次

第1章 潜伏期間が短い病気の場合の疫学調査
第2章 潜伏期間について
第3章 潜伏期間が長い場合の疫学―例えばがんの疫学
第4章 薬害事件
第5章 疫学の広がり
第6章 疫学の基本的な考え方(理論)
第7章 因果推論
第8章 動物実験・疫学・基礎医学・社会
第9章 法律と医学
第10章 困った困った発言集
第11章 まとめに代えて―疫学かんたん情報

著者等紹介

津田敏秀[ツダトシヒデ]
1958年兵庫県に生まれる。1985年岡山大学医学部医学科卒。1989年岡山大学医学部医学研究科修了。1990年岡山大学医学部助手。岡山大学医学部講師を経て、現在、岡山大学大学院医歯学総合研究科講師(長寿社会医学・医療経済学兼担)。専攻、疫学、環境医学、臨床疫学、産業医学、因果推論、食中毒や感染症の疫学
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ottohseijin

1
入門書としてよりも、事例や解説のほうが格段におもしろい。特に10章の「困った困った発言集」なんかが、きっと本来の著者の持ち味なんだと思う。2011/10/23

ぴろし

0
蔵書印ぽち。2015/01/18

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