ウォーター・ウォーズ―水の私有化、汚染、そして利益をめぐって

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ウォーター・ウォーズ―水の私有化、汚染、そして利益をめぐって

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  • サイズ B6判/ページ数 248p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784846103019
  • NDC分類 517
  • Cコード C0036

内容説明

いま欧米の多国籍企業は、ダム建設や水道・潅漑システムからミネラルウオーターまで、世界貿易機関(WTO)などを利用しつつ国際的な水支配、水戦争を仕掛けている。しかし、水の私有化や水道の民営化に象徴される水戦争は、人々から水という共有財産を奪い、農業の破壊や貧困の拡大を招き、地域・民族紛争と戦争を誘発し、地球環境を破壊するものだ。世界的に著名な著者が世界の水戦争を分析し、水問題の解決の方向を提起する。

目次

潤沢から欠乏への転換
1 水利権―国家、市場、コミュニティ
2 気候変動と水の危機
3 川の植民地化―ダムと水戦争
4 世界銀行、WTO、企業の水支配
5 食物と水
6 不足から豊穰への転換
7 聖なる水

著者等紹介

シヴァ,ヴァンダナ[シヴァ,ヴァンダナ][Shiva,Vandana]
環境問題、女性解放問題、国際問題に関する世界でも最もエネルギッシュで挑発的な女性思想家のひとり。物理学者、環境科学者、平和運動家。1993年、もうひとつのノーベル賞としても知られているライト・ライブリフッド賞を受賞。「科学技術自然資源政策研究基金」の理事を務める

神尾賢二[カミオケンジ]
1946年大阪生まれ。早稲田大学中退。フランス、スペイン留学後、記録映画監督、テレビ番組ディレクター、映画プロデューサーなどを経て現在、番組制作会社勤務。『ウォーター・ウォーズ―水の私有化、汚染そして収益をめぐって』は処女翻訳。鎌倉市在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

isao_key

5
環境問題で世界的に活躍している女性思想家である著者の本を初めて読んだ。世界的の機関・政府行政・大企業等権力者の押し付けによる水をめぐり、国民・地域の人々の生活はどれくらい脅かされているのかを、ふんだんに資料を使って説明する。とりわけ大企業がその国の水ビジネスに参入した後の実態は、あまりのひどさに唖然とする。フィリピンにバイオウィーター社が来て以来水の値段は4倍に上がった。フランスでは利用者負担が5倍になったのに、水質は低下した。イギリスでは水道料金が4.5倍になり、赤痢患者は6倍になったという。良書です。2012/09/30

taming_sfc

1
ヴァンダナ・シヴァさんによる2003年の翻訳書。水の私有化に徹底的に反対し、水の汚染の要因、発展途上国における水資源について、共有化から私有化への過程を批判的に捉える書。自らの長年にわたる研究・活動を背景とした、極めて広範囲にわたる知識、それを平明に説明する能力、水とはいかなる財かについて、きわめて深い洞察。水問題に興味関心のある読者必読の一冊である。2011/01/21

こひた

0
007で水男爵が取り上げられたけど、世界的に動きがあるわけか。2015/12/23

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