内容説明
電磁場(波)による健康障害に関しては、大きく分けて三つの領域で問題になってきた。ひとつは携帯電話などからの高周波が引き起こしている脳腫瘍などの健康障害、もうひとつは高圧送電線や家庭用電気製品などから漏れ出る低周波の電磁波を慢性的に被曝していると、がんや白血病などになるという問題、そしてコンピュータのVDTから出ている、多様な周波数の電磁波が引き起こしている健康障害、特に異常妊娠・出産の多発である。今や欧米では、電磁場とがんなどの健康障害との関係を疑う人はほとんどいなくなっている。本書は、これらの問題をやさしく解説すると共に、どうやって電磁場から守を守るかを具体的に提案する。
目次
第1章 身近な電磁場汚染
第2章 電磁場とは何か
第3章 論争と隠蔽
第4章 研究が示すもの
第5章 地域の電磁場
第6章 家庭の電磁場
第7章 職場の電磁場
第8章 電磁場訴訟
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- 和書
- 「水平社宣言」とその時代



