出版社内容情報
どんなことがあっても「生きのびること」
売れない作家・宮瀬陽一の最期に書き遺したもの、それは「鶴女房」のその後を描いた未完の小説だった。担当編集の相馬和彦は、宮瀬の妻であり売れっ子作家の篠川小都に続きを書いて欲しいと依頼する。亡き夫と向き合うため、執筆を引き受けた小都。小説世界と現実世界を行き来しながら「生きのびること」をテーマに描く、珠玉のヒューマンドラマ。
【目次】
内容説明
売れない作家・宮瀬陽一の最期に書き遺したもの、それは『鶴女房』のその後を描いた未完の小説だった。担当編集の相馬和彦は、宮瀬の妻であり売れっ子作家の篠川小都に続きを書いて欲しいと依頼する。亡き夫と向き合うため、執筆を引き受けた小都。小説世界と現実世界を行き来しながら「生きのびること」をテーマに描く、珠玉のヒューマンドラマ。
著者等紹介
鴻上尚史[コウカミショウジ]
作家・演出家。愛媛県生まれ。早稲田大学法学部出身。1981年に劇団「第三舞台」を結成し、以降、数多くの作・演出を手がける。これまで紀伊國屋演劇賞、岸田國士戯曲賞、読売文学賞など受賞。舞台公演の他には、エッセイスト、小説家、テレビ番組司会、ラジオ・パーソナリティ、映画監督など幅広く活動。また、俳優育成のためのワークショップや講義も精力的に行うほか、表現、演技、演出などに関する書籍を多数発表している。桐朋学園芸術短期大学名誉教授。昭和音楽大学客員教授。四国学院大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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