出版社内容情報
石並べのゲームと近代の誕生
2020年をはさんで25年間にわたり、中国南部・東南アジアの諸国を巡り歩いてきた著者は、路上で行われている〈男たちのゲーム〉に着目し、そこに近代化の萌芽を見出す!
【目次】
はじめに
第Ⅰ部 路上から始まる近代
第一章 運やツキから考える遊びへ
1 遊びについて
2 どんな遊びか
3 盤上遊戯の歴史
4 論理を遊ぶ
5 誰が遊ぶか
第二章 論理的思考型の遊び
1 地面の上で
2 大人も遊ぶ
3 五目並べ
4 マス目が地面を離れる
5 テーブルの上へ
6 屋根の下へ
第三章 論理的思考の盤上遊戯
1 男は論理的思考が好きか
2 女は論理を楽しめるか
3 強くなる方法
4 遊びは路上から室内へ
第四章 農村部と都市
1 農村から考える
2 路上で考える
3 論理的思考は付足し
4 遊ぶ男たちの働き
5 近代は男の時代か
6 新旧思考の違い
第Ⅱ部 前近代と近代について
第五章 近代化の進展と共に
1 伝統的な社会の思考
2 農業による拘束
3 血筋による違い
4 変化の時間的経過
5 我が国の近代化
6 近代的な心的習性
第六章 いつ誰がどう「近代」を終わらせるか
1 前近代の男女関係
2 近代の洗脳
あとがき
注
内容説明
2020年をはさんで25年間にわたり、中国南部・東南アジアの諸国を巡り歩いてきた著者は、路上で行われている〈男たちのゲーム〉に着目し、そこに近代化の萌芽を見出す!
目次
第1部 路上から始まる近代(運やツキから考える遊びへ;論理的思考型の遊び;論理的思考の盤上遊戯;農村部と都市)
第2部 前近代と近代について(近代化の進展と共に;いつ誰がどう「近代」を終わらせるか)
著者等紹介
匠雅音[タクミマサネ]
1948年神奈川県生まれ。中央大学法学部卒業、筑波大学大学院芸術研究科修士課程修了。建築学を独学し、建築設計事務所を設立。物書きとしては情報社会の「家族」および「子供」の存在意義について論及している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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