出版社内容情報
宝暦年間、二代目團十郎と人気を二分した破天荒な講釈師!
芝居のように演じる「仕方講釈」の深井志道軒(ふかい・しどうけん)が
数々の事件を解決に導く痛快無比の時代小説!
大僧正の侍僧・新蔵は栄達を諦めて還俗。
一時は乞食坊主まで身を落とすが、四十歳にして辻講釈を習い、
浅草寺の観音堂脇で江戸っ子の人気を博す。
そのうち浅草の住人から様々な厄介事の相談が持ち込まれて――。
実在の講釈師を題材に、火付盗賊、失踪、誘拐と続く事件に立ち向かいつつ、
江戸っ子を笑いの巻き込む人情話芸!
【目次】
序 章 怨念孕む
第一章 あの橋を渡れば
第二章 遠い約束
第三章 天才馬
第四章 表裏
第五章 拐かし
第六章 天網の共鳴
第七章 入牢
終 章 さらなる高みへ
内容説明
團十郎と人気を二分した破天荒な講釈師!芝居のように演じる「仕方講釈」の深井志道軒が、数々の事件を解決に導く痛快無比の時代小説!大僧正の侍僧・新蔵は栄達を諦めて還俗。一時は乞食坊主まで身を落とすが、四十歳にして辻講釈を習い、浅草寺の観音堂脇で江戸っ子の人気を博す。そのうち浅草の住人から厄介事の相談が持ち込まれて―。火付盗賊、失踪、誘拐と続く事件に立ち向かいつつ磨く人情話芸!
著者等紹介
高妻秀樹[コウヅマヒデキ]
大学卒業後、公立学校の教員として勤務。2004年より執筆を始め、2005年『胡蝶の剣』で学研主催の歴史群像大賞を受賞。2010年『赦免花』で秋田魁新報社主催の第二十七回「さきがけ文学賞」入選(最高賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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