出版社内容情報
女に弱い謎の武士・上水流倫三郎、実は剣の達人で藩の密命を帯び京に潜伏中。ある日、清水寺で身投げを試みた女を助ける。この一件を手始めに、くノ一、御庭番、騙り師、貧乏公家らが次々と現れ、尊王論をめぐる宝暦事件に巻き込まれていく──。
京で暗躍する公卿らは敵か味方か?
倫三郎はのらりくらりとかわせるか?
【目次】
第一章 京狩野の女絵師
第二章 懸想文売り
第三章 お公家さまの内職
第四章 不忠臣の子
内容説明
京で暗躍する公卿らは敵か味方か?倫三郎はのらりくらりとかわせるか?女に弱い謎の武士・上水流倫三郎、実は剣の達人で藩の密命を帯び京に潜伏中。ある日、清水寺で身投げを試みた女を助ける。この一件を手始めに、くノ一、御庭番、騙り師、貧乏公家らが次々と現れ、尊王論をめぐる宝暦事件に巻き込まれていく―。第3回「論創ミステリ大賞」最終候補作!泰平の世で実際に起きた「宝暦事件」を背景に、異端の剣客・倫三郎が京を舞台に活躍する!
著者等紹介
黒木比呂史[クロキヒロシ]
1958年鹿児島県生まれ。筑波大学卒。教育ジャーナリストとしての著書がある。2023年、小説第一作『密書 島津の退き口異聞』(郁朋社刊)を刊行。第3回論創ミステリ大賞最終候補作の本書が、小説第二作である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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