出版社内容情報
本書は明治期になしえた日本の奇蹟の物語であり、騎兵たちの胸躍るドラマである。
日露戦争真っ只中の明治38年1月、中国の東北部にある沙河の凍土で、騎兵旅団長の秋山好古が三つの挺進隊を戦線に送り出した。目的は情報収集と敵陣攪乱。彼らの活躍が日本の勝利に大きく貢献することになる。
100年余の時を経た今、若き騎兵らの奮闘を丹念に追った書。
内容説明
明治38年1月、中国の東北部にある沙河で、騎兵旅団長の秋山は3つの挺進隊を戦線に送り出した。目的はロシア軍の情報収集と後方撹乱であった―。100年余の時を経た今、若き騎兵らの奮闘がよみがえる。
著者等紹介
久山忍[ヒサヤマシノブ]
昭和36年生まれ。記録家。硫黄島戦生き残りの海軍中尉・大曲覚氏と出会ったことを機に、作家活動をはじめる。戦場体験者の証言を記録し、証言者の原稿校正を経た後に作品を発表するという独自のスタイルで、特に戦争体験者から広く支持されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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