出版社内容情報
アメリカ女性劇作家の先駆者、グラスペル(1876~1948)による珠玉の名編5作品を本邦初訳。最新の研究に基づく解説・解釈で、“逸脱と体制破壊”の作家グラスペル劇の核心に迫る。
内容説明
スーザン・グラスペルの素顔。アメリカ女性劇作家の先駆者、グラスペル(1876~1948)による珠玉の名編5作品を本邦初訳。最新の研究に基づく解説・解釈で、“逸脱と体制破壊”の作家グラスペル劇の核心に迫る。
目次
一章 テクストを読む(『そろそろけりをつけな』(スーザン・グラスペル)
『女の名誉』(スーザン・グラスペル)『日時計』(スーザン・グラスペルとジョージ・クラム・クックの共作)
『継承者たち』(スーザン・グラスペル)『境界線』(スーザン・グラスペル))
二章 スーザン・グラスペルの戦略―逸脱と体制破壊(『そろそろけりをつけな』の解説;『女の名誉』の解釈;『日時計』の解説;『継承者たち』の解説;『境界線』をめぐる問題と解釈)
三章 ジグとスーザンの後半生を追って―その素描
著者等紹介
山本俊一[ヤマモトシュンイチ]
立命館大学名誉教授。[専門分野]アメリカ演劇およびアメリカの女性史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。