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出版社内容情報
出版史のジャングルを探索する
大正末期から昭和初期にかけて、西欧の新しい文学・芸術思潮の影響を受けたモダニズム文学を支えた出版社と、その周辺を逍遥する古本エッセイ集。
内容説明
出版史のジャングルを探索する。大正末期から昭和初期にかけて、西欧の新しい文学・芸術思潮の影響を受けたモダニズム文学を支えた出版社と、その周辺を逍遙する古本エッセイ集。
目次
1 種村季弘の編集者時代―光文社での三年間を追って
2 森泉笙子『新宿の夜はキャラ色』を読む―「バー・カヌー」の六年間を垣間見る
3 創元社(戦前の東京支店)のある編集者のこと―松村泰太郎の事蹟と小説から
4 創元社二代目社主、矢部文治遺稿集『本・三代』を読む
5 白鳥省吾童謡集『黄金のたんぽぽ』との出会い―金星堂主人、福岡益雄と二人の編集者
6 「金星堂」余話―吉田一穂、亀山巌、伊藤整、川端康成ほか
7 曽根博義「厚生閣(書店)とモダニズム文学出版」を読む―春山行夫の仕事を中心に
8 椎の木社と『椎の木』探索―百田宗治と同人の詩人たち
著者等紹介
高橋輝次[タカハシテルツグ]
元編集者。1946年、三重県伊勢市に生まれ、神戸で育つ。大阪外国語大学英語科卒業後、一年間協和銀行勤務。1969年に創元社に入社するも、1992年には病気のために退社し、フリーの編集者となる。古本についての編著をなす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。