論創ノンフィクション<br> 記憶の光景・十人のヒロシマ

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論創ノンフィクション
記憶の光景・十人のヒロシマ

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  • サイズ 46判/ページ数 344p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784846022716
  • NDC分類 916
  • Cコード C0036

出版社内容情報

歳月が心身の傷を癒やす。爆心地に近い焦熱地獄のもとで全身を焼かれての肉体的苦痛。親族や友人、知人を奪われての深い悲しみ。原爆の傷跡は82年が過ぎた今も、肉体と脳裏に刻まれたままである。だからこそ、普段の言葉に真の心や不戦の教訓が隠されている。

内容説明

歳月が心身の傷を癒やす。爆心地に近い焦熱地獄のもとで全身を焼かれての肉体的苦痛。かけがえのない親族や友人、知人を奪われての深い悲しみ。原爆の傷跡は78年が過ぎた今もなお、肉体と脳裏に刻まれたままである。だからこそ、普段の言葉に真の心や不戦の教訓が隠されている。

目次

高野鼎…家族の絆
寺前妙子…三十三年目の訃報
中尾伝…火の海
室積淑美…モンペ姿の妹
橋本明…前夜の酒盃
高蔵信子…二人の生と死
島原稔…泉水の少女
田岡英子…乳房の悲しみ
小松清興…一人だけの日々
金分順…日本との決別

著者等紹介

江成常夫[エナリツネオ]
1936年、神奈川県相模原市生まれ。写真家・九州産業大学名誉教授。1962年、毎日新聞社入社。64年の東京オリンピック、71年の沖縄返還協定調印などの取材に携わる。74年に退職し、フリーに。同年渡米。ニューヨーク滞在中に、米将兵と結婚して海を渡った「戦争花嫁」と出会い、78年カリフォルニアに彼女たちをたずねて撮影取材。以後、アジア太平洋戦争のもとで翻弄され、声を持たない人たちの声を写真で代弁し、日本人の現代史認識を問い続ける。また、写真と文章を拮抗させた「フォトノンフィクション」を確立する。写真集に『百肖像』(毎日新聞社、1984年・土門拳賞)、『まぼろし国・満洲』(新潮社、1995年、毎日芸術賞)など。著書に『花嫁のアメリカ』(講談社、1981年、木村伊兵衛賞)、『シャオハイの満州』(集英社、1984年、土門拳賞)など。紫綬褒章など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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たまきら

46
新刊コーナーより。写真家・江成さんによるヒロシマの証言本です。「記憶の光景」という言葉にふさわしい人々の、そして風景の画。重く語られる十人の日々。特に母親である今、あの日子どもを抱えていた人の言葉が刺さりました。必死で母親が逃げる中、血まみれなのに黙って母を見ていたという赤ちゃん。そんな中でも乳房が張り、それを懸命に吸ったというエピソードに胸がツンとしました。先日NHKで山口さんの国連スピーチを放送していました。私たちが訴え続けないといけないメッセージです。2024/05/25

よしじ乃輔

11
無辜の民を焼き焦がし、生活を壊し尽くした原爆。生き残ったとしても後遺症に悩まされ、差別に遭い、責任を求めても失ったものは戻らない。10人の方達の静かに語る地獄の様な体験のその奥に、被爆された35万を越す犠牲者の叫びが聞こえる。2024/04/14

チャロ

1
☆3 TVで戦争体験の特集などは積極的に観ていたので、イメージと変わらない経験をどの方々もされ、当時は原爆症さえ知らず被曝した体にハエがたかりウジがわく等今では想像さえもしたくないような経験をされて生き延びて来た生の声は、もっと多くの日本人を含む様々な人種に知ってもらいたい。そして、被曝したのは日本人だけではない事も知らないといけないと思った。調度終戦記念日に読み終えたのも何かのご縁かもしれない。戦争はどの国でも起きないようにと切に思う。2024/08/15

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